イザベル・ユペールの映画 ELLE

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観なければよかった、と思える映画がたまにある。残念ながら、映画ELLEは、個人的に絶大な信頼をよせる女優、イザベル・ユペールが主演であっても、観なければよかった、と思う映画であった。

彼女がこれほどの汚れ役をやる必要があったのだろうか、と思えた映画であり、そのストーリーも大した内容ではない。彼女は別として、彼女を支える俳優陣もどれも3流俳優としか思えなかった。映画とはこういう場合には取り返しがつかない。最後まで観なければよいのだろうが、お金を払ってレンタルしてきたDVDだから、やはり最後まで観てしまう。

反対によい映画であるかもしれないが、最後まで観ることができない映画もたまにある。それは、あまりにも現代の状況と乖離してしまっていて、現在の視点にたって鑑賞できないような映画である。つまり、風化してしまったような映画である。古い映画だからといって見るに堪えないかというとそういうこともない。『眠るパリ』(1923)のような映画は、今観ても新鮮である。

映画ELLEは、数々の賞も受賞しているらしく、ある層の人々には評価されたのかもしれないが、わたしはダメであった。後味が悪すぎる映画なのである。当分、ユペール主演の映画は観ることができないかもしれない。

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by kurarc | 2018-03-12 20:58 | cinema

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