ニコンF3復活

b0074416_19011191.jpg
ポルトガルへ遊学するおりに、建築写真を撮影するために中古のニコンF3とシフトレンズ28mmを購入した。帰国してからはデジタルカメラへ移行したために、ずっと保管したままになっていた。友人のカメラマンの勧めもあり、F3を復活させ、再度この名器といわれるマニュアルカメラを使うことにした。

今朝、早速、コダックの400TMAXという白黒フィルムを装備して、井の頭公園に向かう。桜はまだ5分咲き程度。桜を撮影するつもりではなく、幼い頃から気になっている場所、自然などを15枚ほど撮影してきた。これを現像し、友人のカメラマンの指導でプリントまで行う予定である。

1980年の発売から20年間愛されたカメラということで、現在でもプロのカメラマンにも愛されているという。久しぶりに重々しい感触と心地よいシャッター音を味わう。デジタルカメラのようにその場でどのように写ったのかわからないことが逆に新鮮である。昔は当たり前だったこうした感覚をすっかり忘却してしまっていた。今では露出を気にすることもなく、シャッターを切るようになってしまったが、そのことがカメラの理解から遠ざかってしまったような気がするのである。

これからでも遅くはない。F3を使っていると、やはりわたしはマニュアル派なのだ、と今更ながら気づく。どのような写真が撮影されているのか、きっと一ヶ月後くらいにしかわからないが、その間が楽しいのである。

[PR]
by kurarc | 2018-03-24 19:03 | design

Archiscape


by S.K.
画像一覧