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ハリー・ディーン・スタントン追悼

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昨年、ハーリー・ディーン・スタントンが亡くなっていることを最近知った。遅ればせながら、ご冥福をお祈りしたい。

わたしにとって、ハーリー・ディーン・スタントンといえば、映画『パリ、テキサス』である。魂の抜けたような男、不器用な男、男の繊細さ、つまり、男の弱さを見事に演じた。男を描きながら、一方でアメリカにおける家族をヴェンダースは小津映画のように撮影した。これは、ヴェンダースによる小津映画へのオマージュとわたしはとらえている。

以前、この映画について書いたとき、ラストでハーリー・ディーン・スタントン演じるトラヴィスは、車で立ち去っていくが、彼はどこに行ったのだろうか、といったことを書いた。きっと彼はナスターシャ・キンスキー演じるジェーンには二度と会わず、遠いところへ立ち去ってしまったのだろう。そこは日本とは異なるアメリカである。車で3千キロ走ることもできる。そうすれば、もはや、別れた彼女は別の国にいるのも同然だ。

現在、スタントンの最期の映画『ラッキー』が封切られている。これは観たい。ヴェンダースの映画とつながっている気がしてならないからである。

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by kurarc | 2018-03-25 13:07 | cinema
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