映画『シグナル 月曜日のルカ』 高田世界館

b0074416_22451466.jpg

映画『シグナル 月曜日のルカ』という映画を観た。監督は谷口正晃氏。この映画を観たのは、監督には少し失礼だが、この映画の舞台となった新潟上越市(高田)の映画館「高田世界館」(下写真、高田世界館HPより引用)を見たかったからである。

「高田世界館」は、日本で最古級の映画館と言われる。以前からその存在は知っていたが、たまたま瞽女のことを調べていて、この高田の街に行き着き、再会(ネット上で)することになった。初めて内部を見たが、この映画館は、わたしが子供の頃どこにでもあったような街の映画館の様相をそのまま維持していることがわかった。それにデジタル上映ではなく、フィルム上映を続けているようだ。

映画もなかなかの出来栄えであり、この映画館の重さのようなものと、主人公ルカの過去がうまく二重写しとなり、見応えがあった。また、映画の光の感じが明るすぎず、昭和の光をうまく写し取っていた。やはり、安易な言い方だが、なつかしい空間である。

なぜ、日本ではこうした映画館建築を維持できなかったのだろう。まだ、高田世界館は残っているが、こうした映画館は全国に点在していたはずなのだが。わたしは最近、本当に映画が好きになり、映画に感謝する日々を送っている。近いうちに、この高田の街を訪れ、高田世界館で映画を観て、瞽女の文化を知り、雁木の建築を体験したいと思っている。

b0074416_22415488.jpg

by kurarc | 2019-01-20 22:47 | cinema