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オスカー・コルベルク ポーランド民族音楽の収集家

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住宅の打ち合わせの後、日本-ポーランド国交樹立100年のイベントに参加するため、代官山に出かけた。イベントの登壇者は、ジャズピアニスト小曽根真さんとポーランド人女性歌手のアンナ・マリア・ヨペックさんである。

アンナ・マリア・ヨペックさんの音楽に出会ってから7、8年になるだろうか。ポーランドの民族音楽をベースにした彼女の音楽にすっかり魅了されてしまったのである。また、わたしの好きなジャズギタリストのパット・メセニーとの共演によるCDや、ポルトガル(リスボン)音楽を主題にしたCDにも驚かされた。

今日の小曽根真さんとの対論で彼女の音楽にインスピレーションを与えてくれている19世紀の作曲家、民族学者であるオスカー・コルベルク(Oskar Kolberg)の話にふれる場面があった。わたしはコルベルクについてはまったく無知であったが、帰ってから早速グーグルで検索してみると、彼はショパンと同時代人であり、ショパンの家族と交流があり、ショパンの友人でもあったらしい。

コルベルクは、1857年から1890年までに『Lud』(「民族」の意らしい)と題されたポーランドの民族音楽を収集し、編集した書物を出版した。(生前に33巻、彼の死後3巻が出版される)12000曲の民族音楽、1250の民話、2700のことわざ、350のなぞなぞ等をポーランド全土に渡り調査を行い収集したとwikipedia(英語版)にある。ヨペックさんは、彼の収集した民族音楽から主題をとり、そこから自由に曲を膨らませるような音楽づくりを最新のCDで展開しているという。共演者のブランフォード・マルサリスのサックスと最新のCD『ULOTNE(幻想)』がどのような音楽を奏でているのかを聴くのが楽しみである。

by kurarc | 2019-04-14 23:50 | Poland