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カルロス・ガルデル 「想いの届く日」

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映画『タンゴ-ガルデルの亡命』のサントラを中古CD店で購入した。音楽の大半はピアソラが担当したものだが、サントラの最後にカルロス・ガルデル(曲)とアルフレッド・レ・ペラ(作詞)作による「想いの届く日」(El Dia Que Me Quieras)が入っていた。

この映画は何十年も前に観たきりで、ガルデルの曲が使われていたことも忘れていたが、わたしはこのサントラをピアソラが演奏した「想いの届く日」のみを聴くために購入したようなものである。ピアソラの曲は悲しいものが多いが、このガルデルの曲は、春の訪れを告げるような曲である。恋人に「想いの届く日」、といった歌詞であり、ピアソラの演奏は、聴き終わった後、春風が過ぎ去っていくような清々しい余韻を残して終わる。

ガルデルとアルフレッド・レ・ペラは共に乗り合わせた飛行機事故で焼死している。タンゴをダンス音楽から歌への音楽へと変革していった二人は、最期まで一緒だったのである。

by kurarc | 2019-04-23 15:53 | music