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マイルズからビル・エヴァンスへ

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平成最期の日は、仕事をしながらジャズを楽しんだ。マイルズ・ディヴィスのCDを初期のものから後期まで年代順に10枚ほど聴いていった。マイルズの実験音楽と言えるようなジャズを聴いて、時代と共に変化していく彼の音楽に圧倒されたが、やはり、弧線にふれるもの、ふれないものに分けられる。弧線にふれるものは以下の通り。

*MILESTONES
*KIND OF BLUE
*BITCHES BREW
*THE MAN WITH THE HORN

マイルズのCDは何百枚も発売されているが、その中で評論家が薦めるものは40枚程度である。そのすべてを聴いた訳ではないが、わたしは『BITCHES BREW』が最も好きかもしれない。マイルズの音楽は以外にも仕事の邪魔をするような音楽ではない。通俗的な調性音楽と異なり、彼の音楽は、「音楽という運動」のようなものだと個人的には思っていて、感情に訴えるよりも、身体に直接働きかけてくるようなクリエイティブな音楽である。

マイルズを10枚ほど聴いた後、先日ドキュメンタリー映画が公開されたビル・エヴァンスの『Walts for Debby』で締めくくる。映画の方は期待外れであったが、ビル・エヴァンスのピアノはマイルズとは異なり、感性、理性に働きかけてくるような音楽か。マイルズの音楽よりは感情にも響いてくるが、邪魔になるような音楽ではもちろんない。

最期の最期は、映画のタイトルにもなったビル・エヴァンスの『Time Remembered』でも聴いて終わることにする。

*以前紹介したが、ジョン・マクラフリンの『Time Remembered』はもうかれこれ25年以上聴き続けている。名盤中の名盤である。

*マイルズ・デイヴィス最晩年のCD『AMANDLA』もよい。特に、「 MR.PASTORIUS 」は泣ける。

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by kurarc | 2019-04-30 22:21 | music