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A.C.ジョビン 映画『暗殺された家の記憶』テーマ曲

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ジョビンの『マチータ・ペレー』というタイトルで発売されていたCDは、タイトルが改められ、『Jobim』(上)というタイトルで発売されている。『マチータ・ペレー』は今まで聴いたことのないCDでずっと気になっていたものだったので、買い求めることにした。

収録曲の中に、映画『暗殺された家の記憶』テーマ曲4曲が収録されていて、これがよい。このテーマ曲で初めて気がついたが、ジョビンの実質的に最後のCDとなった『Antonio Brasileiro』の14曲目の名曲「ショーラ・コラサオン(日本語で「泣けよ心よ」といった意)が実はこの映画のテーマ曲であったことがわかった。その他、日本語で言うと、「失われた庭園」、「コーディスバーゴへの列車」、「奇跡と道化」の4曲が収められている。

実は、この「失われた庭園」という曲を伊藤ゴローのCD『ARCHITECT JOBIM』(下)で知り、『Jobim』に含まれていたこともあり、ますます購入したくなったのである。伊藤ゴローのCDは、ジョビン生誕90周年を記念してジョビンに対するオマージュとして製作されたもので、こちらも力作である。

『Jobim』(=『マチータ・ペレー』)は、ジョビンの中で最も評判のよくないCDであったが、実際聴いてみると、確かにジョビンの歌はよくないが、その他、彼のボサノヴァを超えた音楽領域を切り開いたようなCDとなっていて、聴き応えは十分であった。

アサド兄弟が、ギターで「失われた楽園」を弾いているという。そちらも是非聴いてみたいと思っている。

*コーディスバーゴはベロ・オリゾンチの北、ミナス・ジェライス州の街である。わたしが訪ねたオーロ・プレットはベロ・オリゾンチの南に位置する。映画の中でどのような街として取り上げられているのか気になる。


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by kurarc | 2019-05-13 20:02 | music