リスボン 聖アントニオ祭

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明日12日から13日にかけて、ポルトガルのリスボンではリスボンの守護聖人聖アントニオを祝うお祭りが始まる。

リスボンでこの祭りを経験した人ならば、誰もがまたこの時期にリスボンを訪ねたいと思うに違いない。リスボンのアルファマ地区の階段は、単なる通路としての階段から、祭りの舞台としての階段に変化し、その中で、夜な夜な宴会が続いていく。

日本でも最近は6月にいわし祭りと称して、様々な飲食店でこの祭りにちなんだイベントが催されるようになった。しかし、このリスボンの聖アントニオ祭を経験してしまうと、少々寂しさを思わずにはいられない。

今、リスボンにいる日本人がうらやましくて仕方がない。

*ポルトガル人の男性の名に多い「アントニオ」(「ト」にアクセントがつく)は、そのアクセントの通り、「トー」というあだ名で呼ばれる。学生たちは、アントニオという名前をもつ友人を「トー、トー」と呼ぶ。ちなみに、ペドロは「ペー」である。

by kurarc | 2019-06-11 21:42 | Portugal