短編小説

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以前から短編小説を書いてみたいと思っていた。そして、今、思い切って一つ、書き始めた。この10年、何回か入院を繰り返したが、そのとき、病院のベッドでできることといえば、何か考えること、または本を読むことくらいであったが、ある小説を読んでいるとき、暇つぶしに自分でも書いてみてもよいかもしれないと思い、いくつか題材のメモをとっていた。

短編小説とわざわざ書いたのは、長編小説は労力がかかりすぎること、また、短編小説といえばわたしの世代は星新一が活躍し、わたしが初めて購入した文庫本が星新一の『ボッコちゃん』であった影響も大きい。

先日、多分40年ぶりくらいになると思うが、この『ボッコちゃん』を読んでみた。なかなかシュールな短編で、ロボットを題材にしていることも興味をひいた。ユーモアもある。今読んでも名作といえる小品である。

まずは、星新一のように軽々と小説が書けないか?もちろん書けるわけはないが、原稿用紙10枚くらいはなんとかなるのではないか?ブログを書くように気軽に書いてみよう、そういう程度のことである。

by kurarc | 2019-07-05 00:23 | books