四谷駅 吹き抜け空間とアールズコート駅


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四谷駅の中に新宿通り下になると思うが、巨大な吹き抜けがあり、その上部に向かってエスカレーターが伸びる空間がある。

この空間を体験するとき、いつも頭の中に思い出されるのは、ロンドンのアールズコート駅である。初めて行ったロンドンで、この駅の近くに宿を借り、ロンドンの観光に向かった。その14年後に再びロンドンに行った時にも、アールズコートに宿をとったこともあり、思い出深い駅である。アールズコート駅も同様の吹き抜け空間があり、四谷駅のこのエスカレーターを登っていく時、ふと頭の中をよぎっていく。

東京の駅内空間は、貧しいものが多い。階段やエスカレーターは単に上下の移動のためだけで、そこを通過するとき、どのような空間を体験できるのかまで考えられていないのである。

その中でも、四谷駅のような吹き抜けは魅力的である。駅舎やホームの空間をデザインする時には、こうした通過動線の空間までデザインしてほしいものである。

by kurarc | 2019-09-16 01:15 | saudade-memoria(記憶)