高岡 吉久の街並みと映画『ナラタージュ』

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高岡の市電に乗り、海の近くまで行くと「吉久」(上写真)という米の流通で栄えた街があることがわかり、高岡滞在中に出かけてみた。

高岡には市電(下写真)があることは前から知っていた。映画『ナラタージュ』の舞台が高岡で、重要な場面で登場していたのを記憶していたからである。この映画は特別に好きな映画ではないが、高岡の街は印象に残っていたので、そうしたこともこの街を訪ねたいという動機であった。

市電で「吉久」という駅で降りようとしたが、アナウンスがわかりづらく、その先の「中伏木」という駅まで間違えて行ってしまった。この駅を降りて気がついたのだが、映画『ナラタージュ』のラストシーンで登場する駅だったのである。偶然とはいえ、映画の舞台を訪ねることになった。

「吉久」の街並みは、ごくわずかな通りとはいえ、東京では見ることができない街家がひっそりと残っていて、高岡らしい風情が感じられた。ここには、江戸時代から明治まで多くの人々で賑わっていたのだろうが、流通方法が変化した今では当時の面影を残すのみとなった。

こうした街を見ていつも思うことは、それでも人はここに住み続け、普通の生活を営んでいる人々がいる、という愛おしさである。

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by kurarc | 2019-09-29 11:43 | cinema(映画)