横須賀市の空き家対策

横須賀市では2012年から興味深い空き家対策を行っていることを知った。県立保健福祉大学との協働で行っている試みである。

横須賀汐入地区の谷戸の中の一軒家(シェアハウス)を学生に貸す。大家さんはリフォーム代の補助が受けられ、学生はこの空き家に住むことで月1万円の家賃補助(わたしが学生であれば、もう少し補助が必要に思うだろう)が受けられる。但し、学生たちは汐入地域の高齢者のゴミ出しの手伝いや、夜回りなどへの付き添いなど、地域活動を手助けすることが義務付けられる。

つまり、空き家対策と高齢化対策を学生の力を借りて解決しようという試みである。まさに一石二鳥の試みである。汐入地区はわたしもよく知っているが、起伏が激しく、坂道の多い地区である。また、車も入れないような小径が多い。よって、ここに昔から居住し、高齢になった住民は、日常生活に不便を感じているに違いない。

果たして学生たちはこの空き家に現在住んでいるものはいるのだろうか?今度、横須賀に行くことがあれば、是非訪ねて、こうした空き家対策の試みをヒアリングしたいものである。

こうした試みは横須賀市だけではできなかっただろう。県立保健福祉大学の理事たちは先進的な試みを行おうとする方々が多いのかもしれない。それにしてもよく考えられた空き家対策である。

by kurarc | 2019-10-31 00:45 | 横須賀-Yokosuka