御茶ノ水 ランチョン

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東京法務局の帰り、御茶ノ水神保町の「ランチョン」へ立ち寄った。ビアホールとして110周年を迎える老舗である。こちらに入るのは初めてのこと。ランチを頼んだ。

「ランチョン」は、嵐山光三郎著『文士の料理店』で知った。御茶ノ水は度々出かける街であるが、こちらのビアホールはまったく気づかなかった。文士、吉田健一の行きつけの店であったという。毎週木曜日の午前11時30分に「ランチョン」にやってきた吉田は、ここでランチを食べ、ビールで一杯やった後、中央大学文学部へ行き、講義を行っていたのだという。飲酒の入った講義は、話に艶がでて、なめらかなものだったそうだ。

「ランチョン」とは英語で ”Luncheon"。しゃれた昼食を意味するという。昼食の堅苦しい言い方である。メニューの中に110周年を記念して110円で提供されるグラスビールがあり、グラス付き(上写真)ということだったので、昼間から一杯いただくことに。苦味の強いビールは食事によく合い美味であった。

「ランチョン」は神保町へ行った時には行きつけになりそうである。

by kurarc | 2019-11-13 18:50 | gastronomy(食・食文化)