ラヴェルの "ボレロ" と工場

菊地成孔さんのyou tubeを渉猟していると、ラヴェルのボレロが、実は工場音と関係しているということを話されていて驚いた。

ラベルの父親は機械技師であり、ラヴェルをよく工場へ連れて行ったというのである。その頃の記憶がこの曲に表現されているという。クラシックの曲の中で、何を演奏したいかと聞かれれば、わたしはまずこの"ボレロ"と答えるだろう。

一つの調性を保ちながら最後に転調してクライマックスを迎える。曲の中盤で、調性の異なる同じ旋律を演奏させる部分も含まれているという。実験音楽であり、ジャズのようなコンセプトにも感じるモダンな曲である。曲の長さも17分前後であり、飽きがこないのもよい。

you tubeでいくつものヴァージョンを聴く事ができるが、途中で広告が入るのには閉口する。今度、スコアを購入してこの曲を精緻に分析してみたい。

by kurarc | 2019-11-18 21:41 | music(音楽)