ヒエロニムス・ボス『快楽の園』に関するメモ

*本名 ヒエロニムス・ファン・アーケン。ボスという名前は、誕生地ス・ヘルトへンボスから名付けられた。
*『快楽の園』 エル・エスコリアル修道院に収蔵されていた時は、「世界の多様性があらわされた絵画」と呼ばれる。
*「世界の多様性があらわされた絵画」は、スペイン語で「una pintura de la variedad del mundo」
  variedad(多様性) は、vanidad(空虚)であった可能性も指摘されている。
*赤い色彩を多用していることから、「イチゴ絵」(マドローニョ絵)と呼ばれることも。
 赤い色彩=錬金術の最終段階ルベド(赤化)=儚い美を意味?=完熟した果実はあっという間に腐敗することから
*ボス 少年時代にス・ヘルトへンボスの大火を目撃、経験する。その心的外傷が右翼パネルに表現されている?
*右翼パネルでは、楽器が拷問道具として表現されている。
*フランドルのことわざ 「幸せとは、すぐに壊れるガラスのようなもの」 中央パネルに描かれたガラスの中の男女
*『トゥルヌグダルスの幻視』の影響 12Cアイルランドのベネディクトは修道院僧の手になる物語。ダンテ『神曲』にも影響を与える。

by kurarc | 2019-12-22 15:43 | fragment(断章・断片)