profile / 事務所概要

倉澤  Satoru KURASAWA


1961年 東京都生まれ

1984年 東京造形大学造形学部デザイン学科 室内建築コース卒業(白澤宏規研究室)

1991年 東洋大学大学院工学研究科博士前期課程 建築学専攻修了(布野修司研究室)

1999年 ルジーアダ大学建築学部(リスボン )にてポルトガル建築史受講(担当教授:オラシオ・ボニファシオ教授)


資格 


1級建築士 2級建築士 応急危険度判定士



経歴


1984-1985年 末吉栄三計画研究室(沖縄県、那覇)

1986-1989年 エステック計画研究所(東京都、下北沢)

1991-1992年 山本理顕設計工場(東京都、田園調布)

1995-1997年 東洋大学工学部建築学科助手(埼玉県、川越)

1997-1999年 ポルトガル(リスボン)在住

㈱エステック計画研究所HP

㈱山本理顕設計工場HP



事務所概要


1995年 倉澤智建築事務所設立(1級建築士事務所)

2000年 鎌倉にて有限会社に改組

2012年 東京都三鷹市に移転

2020年 倉澤智建築デザイン事務所(個人事務所)に改称



事務所所在地・連絡先


東京都三鷹市下連雀1-14-6-202 〒181-0013

*三鷹の森ジブリ美術館向かい、KOTORIカフェ裏、銀色のビルの202号室となります。


Tel   : 0422-26-9561

Fax :0422-26-9542

Mail:kurarc@xd6.so-net.ne.jp



建築士登録・事務所登録・管理建築士登録・取引銀行


1級建築士登録 大臣登録 第254118号 倉澤

定期講習会修了 修了証番号 第T142F-11993T

事務所登録 東京都知事登録 第58320

管理建築士 第082G-20279T号(20081126日講習会修了済み 倉澤 智)

(公)日本建築士会連合会 インスペクター 登録番号 13160264

住宅省エネルギー技術者講習会修了 修了番号 RO19-11-C-1023

取引銀行 みずほ銀行 三鷹支店



事業内容


1 建築の設計、監理、及びコンサルタント

2 店舗、及びそのインテリアの設計、監理

3 建築物の保存活用、歴史的建造物の保存活用のための設計、デザイン

4 建築、都市に関する研究、及び研究成果の出版

5 家具デザイン、プロダクトデザイン及びグラフィックデザイン

6 書籍の出版、翻訳、販売業 

7 前各号に付帯する一切の事業



デザイン寄託 一般社団法人日本デザイン保護協会に以下の寄託を行っています。


1 EN-Chair 寄託番号:D200800067

2 Catenaria(カテナリア 天板オーク柾目突板)寄託番号:D200800068

3 Catenaria(カテナリア 天板高透過クリアガラス)寄託番号:D200800069

4 FRAME PIN 寄託番号:D201600029




所属


1989-     日本建築学会会員

2004-2006年 鎌倉市景観アドヴァイザー

2004-2014年 ひと・まち・鎌倉ネットワーク運営委員

2006-2009年 日本建築家協会 関東甲信越支部 保存問題委員会委員

2008-     神奈川県立近代美術館100年の会会員

2011-     (社)日本ポルトガル協会会員

2012-     株式会社まちづくり三鷹 三鷹iクラブ会員

2013-     東京建築士会 正会員



受賞歴


1991年 日本建築学会優秀修士論文賞受賞

論文題目『ブルーノ・タウトの建築思想に関する研究ー日本におけるタウトの受容と評価を中心として』

2002年 『ポルトガルを知るための50章』(共著)により、ポルトガル大使館よりロドリゲス通事賞受賞

2008年 天童木工家具デザインコンクール2008 銀賞受賞(Catenaria(カテナリア テーブル)東宮誠との協働による)

2008年 遠藤照明第1回家具デザインコンペティション グループ部門 奨励賞受賞(EN-Chair 東宮誠との協働による)

2012年 愛知建築士会名古屋北支部 第3回建築コンクール 佳作受賞(鎌倉IS-HOUSE

2013年 NPO法人家づくりの会主催 第1回家づくり大賞 素材ディテール部門(一般の部)部門賞受賞(鎌倉IS-HOUSE



著書


『ポルトガルを知るための50章』(共著、2001、明石書店)

『ポルトガルを知るための55章』(共著、第2版、20112017増刷、明石書店)



海外旅行歴


19846月~19855月:旅行先 台湾、タイ、イギリス、フランス、イタリア、オーストリア、西ドイツ、東ドイツ、スイス、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、ベルギー、オランダ、ハンガリー、チェコスロヴァキア、スペイン、ポルトガル、モロッコ、アルジェリア、チュニジア、ギリシア、エジプト、トルコ、イラン、パキスタン、インド

198910月~198911月:旅行先 インドネシア

19958月~19959月:旅行先 ベルギー、フランス、スペイン、ポルトガル

199710月~199912月:旅行先(ポルトガル滞在時) ブラジル、イギリス、スペイン、イタリア、フランス、ベルギー、デンマーク



趣味


映画鑑賞

音楽鑑賞

トランペット、ギター演奏

野鳥の観察

語学の学習



建築に対する考え方


1)世界の建築を見学することから


わたしは、大学を卒業後、沖縄の建築家、末吉栄三さんの事務所に就職しました。ちょうど、私が大学4年のときに、末吉さんの設計された馬天小学校という沖縄の仕事をみて、異なる文化圏の建築にひかれたことがきっかけでした。


それは、思いがけない次への行動を呼び起こすことになりました。ちょうど就職して働きはじめた矢先に、沖縄の建築家、山田正永さんが世界旅行を計画されているということで、仕事が忙しくなかったこともあり、末吉さんに山田さんと建築をみてまわったらどうかと勧められたのです。わたしはすぐに同意して、出発までの2ヶ月あまりの間に、旅する国、見学する建築の資料を集めることに専心しました。幸い、末吉さんをはじめ、そのOBOGの方々の協力もあり、資料をコーピーさせていただき、短時間で旅支度が整うことになります。


そして、台湾、タイを経由しながら、イギリスへ飛び、そこからほとんどを陸路(および船路)でヨーロッパ、北アフリカ、中東を経てインドまでという、およそ11ヶ月の旅の経験をつみました。このときに見学した建築、都市がわたしにとって建築をはじめるための財産となっています。


2)建築には歴史がある


世界中の建築や都市を見学しながら、多種多様な建築の経験をしてきましたが、建築には膨大な歴史の蓄積があります。特に、現代において建築を設計、デザインするときには、日本の建築文化を知ることだけでは不足し、少なくとも19世紀から20世紀にかけての近代建築の歴史を頭にいれておくことが必要です。わたしは、先に述べた旅の経験のなかで、主要な近代建築を見学し、学習してきました。その成果をわたしが設計する建築に反映させたいと考えています。


3)お客様の発想との交換から


住宅のような建築を設計する場合には、特にお客様のご要望は大変重要であると思います。建築を専門とするわたしのようなものには思いもつかないような柔軟な考えをお持ちの方も数多くいらっしゃいます。わたしはそうした考えを取り入れて建築を設計、デザインしたいと思っています。しかし、一方で、お客様には、頭を白紙の状態にもどしていただくことも必要であると思っています。建築を設計するということは多くの可能性を秘めています。最初に抱いイメージに固執するあまり、その可能性を閉じてしまうこともあるからです。わたしはお客様のご要望とわたしの発想を交換しながら、柔軟に対応し、最初の発想からは想像もつかなかったような建築をデザインしていきたいと考えています。


4)建築のコンセプトを明快に表現する


わたしはお客様のご要望をお聞きした上で、そのお客様の考えを、明快な建築のコンセプトに再構成しなおし、建築を設計したいと考えています。お客様のご要望は数多く、それぞれ相互に矛盾するようなご要望もあります。それらを整理しながら、建築として無理のないプラン、かたちにデザインしていくことがわたしたち建築家が取り組まなければならない、最も重要な責務であると考えています。


5)建築は個人の財産でありながら、都市の財産でもある


住宅は個人の建築であり、財産ですが、その建築が表現されるのは都市の中においてであり、その建築は多くの人々の目にさらされる財産となります。わたしはその住宅が個人のものという領域を超えて、その都市の中でなんらかの機能を果たすべきものであると考えます。たとえば、住宅に花があふれていれば、その美しさ、豊かさは近隣の方々に影響をあたえるはずです。一つの建築を建設することで、その建築が都市を豊かにでき、近隣によい影響を与えるという可能性を常に意識しながら建築をつくりたいと思っています。


6)時間をデザインする


たとえば、若いときに買った洋服は、ある年齢になってしまうと似合わないということがあるはずです。しかし、建築に限って言えば、若いときに住宅をつくっても、その住宅に一生涯暮らすことができる、普遍性のある空間を設計しなければならないと思います。確かに、建築に流行のようなものはあります。流行する素材もあります。そうしたものを使うことはためらいませんが、それをどのようにデザインしていくのかがわれわれに問われることになります。流行のままにデザインするのではなく、普遍的な解答になるようにデザインしていかなければなりません。また、建築が時間とともに変化できるような可変性、流動性を建築の中に組み込んでおくことが必要であり、そうすることによって、時間とともに深化していく建築が実現できると考えます。


7)最後に、日常を豊かにするために


人は誰も何気ない日常が最も大切なものです。その日常を楽しみ、いつもの日常を迎えることができる空間、それが住宅であり、建築です。家族との会話や食事を楽しんだり、音楽を聴いたり、映画を観たり、家族のいない方にとっては、一人の時間を充実させるための空間であり、人を包み込む空間が建築です。日常こそ大切なのであり、日常をしっかりと支えることが建築に求められます。建築家の責務は、日常を豊かにするための建築を確実に実現していくことにある、と考えます。


by kurarc | 2020-01-01 13:54 | profile / 事務所概要