ジャン・ヌーベル フィルハモニー・ド・パリ
BRUTAUSでクラシック音楽の特集があり、その中で、この建築を紹介していた。N響のコンサートマスターである篠崎史紀氏はこのホールで演奏したらしいが、かなり音響がよいとのこと。建築のかたちは奇抜だが、どうもそれだけではないようだ。ヌーベルの建築は直線的な建築が多いが、これはかなり冒険したと思われる形態である。そのコンセプトがどこから導き出されたのか興味深いが、この建築について詳しく資料にあたっていないこともあり、図書館が開館したら調べにいきたいと思っている。
*ライヒスタークについては、CASABELA最新号906に赤坂喜顕氏の論考がある。ライヒスタークのガラスのドームとブルネッレスキのサンタ・マリア・デル・フイオーレのクーポラ(ドーム)が比較され論じられている。
by kurarc | 2020-05-28 20:38 | architects(建築家たち)