Processing 学び直し

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Processingを学び直し始めた。3年程前、『Built with Processing デザイン+アートのためのプログラミング入門(改訂版)』を一通り通読した。その時は、Processingの概要を掴む程度で終わってしまい。プログラムを自ら書けるまでにはいかなかった。

Processingとは、JAVAをベースにしたデザイナーやアーティスト向けに開発されたオープンソースのプログラミング環境で、学習しやすいことがその大きな特徴である。このプログラミング言語は興味(趣味)から学びたいと思うようになった。最終的にはインスタレーションやアプリケーションとの同期、音楽との共振など様々な表現活動が可能になる。

多少時間がとれる状況になったこともあり、再度、精査しながら学んでいる。まずは、変数の理解あたりからひと段階あり、その次は、座標変換、条件と分岐、プログラムの構造化、関数などへと進んでいくと、中級程度の内容になっていく。

プログラミング言語を学んでいくと、いままで付き合っていたPCがまた違ったものに思えるようになるのは新鮮である。大雑把に言えば、人間にPCが近づいてくるような感覚になる。自ら命令文をプログラムし、それを実行してくれる装置となるからである。

プログラム言語は、たとえば、外国語を学ぶことと比較できるが、取っ付きにくさはあるものの、むしろ、外国語を学ぶより命令法の数は少ないし、外国語の文法にあたるものよりシンプルであるから、一度踏み込めば意外と学びやすい言語であることがわかる。

しかし、たとえば、ブール代数の考え方のような、通常の感性では理解できないような考え方に遭遇するときには、注意が必要となる。それにしても、ブール代数を考え、コンピューターの基礎をつくったジョージ・ブールは、どのような状況から、こうした数学を考えていったのか気になる。素人ながら考えられるのは、言葉(論理)を数学(記号と演算)で記述することが可能であるような代数学を構築することが目的であったと考えられる。彼は、独学で数学を学んだ苦労人でもあるが、数学をより人間に近づけることを創造しようとしたということなのか?そのあたり、興味深い考えであり、世界である。それも19世紀中期に考えられているということも特出される。

学問の自由が話題に上がっているが、このような業績を考えると、学問の自由は保障されなければならないと思う。100年先に何に応用できるかわからないからである。

by kurarc | 2020-10-06 06:58 | design(デザイン)