多摩地域を考える たましん地域文化財団 HPから

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東京では、オリンピック開催が危ぶまれている。さらに、ポスト・コロナを踏まえた東京のあり方の指針が、すでに東京都のHP等で公開されている。わたしの住む地域を東京都は、多摩・島しょ部と一括りにして戦略について記述しているが、多摩と島しょ部をなぜ一括りにするのか不明である。全く土地のポテンシャルが異なるのだから、分割して戦略を記述すべきである。

東京の問題は無限にあるが、それらをすべて総括して、解決できるような手法はまずありえない。それぞれの分野の専門家が、一つ一つ焦点を絞って解決策を考えていくしかないだろう。わたしの場合、まずは地域として、わたしの住む多摩地域から何ができるのか考えていくことになる。

そのときの有効となりそうな施設が、たましん地域文化財団である。(財団内には自由に利用できる歴史資料室が完備されている)『多摩のあゆみ』などすでに45年に渡り発行し続けており、それらはすべてアーカイブとして財団HPで公開されている。(創刊号からNo.120までがデータ化されている)HPは非常に使いやすく、美しく編集されている。こうしたHPをみると、多摩中央信用金庫は、多摩で腰を据えて地域振興を行おうとしているという言い方に説得力がある。

HP内にわたしの地元の戦前の古地図データが公開されていた。今では「下連雀」と名を変えた地域だが、わたしの子供の頃は「上連雀」であり、その地名が記述してあった。また、玉川上水を分岐した品川上水が地図にはっきり記述されており、長年懸案となっていたその経路がやっと正確に把握できた。

抽象的な言い方だが、大きくは、東京23区と多摩地域との連関をどうするのか、多摩地域の中のポテンシャルをどのように発掘し、発展できるのかを考えることが必要である。

わたしも東京を捨てて、地方に移住する、というような選択肢を考えた時もあったが、今はない。東京生まれの人間として、むしろ、この東京、特に多摩地域にどれだけの可能性があるのか、見極めたいと今は思っている。東京のなかで、林業、農業もできるし、様々な地産地消モデルもつくれるかもしれないのである。そうした可能性をこれから模索していきたいと思う。

*カテゴリに「多摩-Tama」を追加しました。

by kurarc | 2020-11-04 12:33 | 多摩(東京郊外)-Tama