ポルトガルのギタリスト  Ricardo Rosha(リカルド・ホーシャ)

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昨日、ポルトガルのことについて書いたが、ポルトガルというと、もう一人、気になる演奏家が思い出された。Ricardo Rosha(リカルド・ホーシャ)で、ギターラ・ポルトゥゲーザ(ポルトガル・ギター)の名手である。(ポルトガルでは、日本でいうクラシックギターはヴィオラオンという)彼については、このブログ、2007年2月24日、マリア・アナ・ボボンのCDを紹介したときにふれた。

彼の生演奏を初めて聴いたのは、ポルトガル滞在中、リスボン万博の会場でである。そのときには、カルロス・パレードシュというすでに亡くなったポルトガル・ギターの巨匠のレパートリーが中心のコンサートであったと記憶している。

YouTube上で検索すると、彼の生演奏のいくつかと、2000年以降にリリースされたCD(上下写真)のいくつかの曲を聴くことができる。彼は、伝統的なファドの音楽も演奏できるが、ポルトガル・ギターを用いて現代音楽を演奏する数少ないギタリストの一人である。

ポルトガル・ギターを演奏する日本人も何人か現れているが、わたしはまだその演奏を聴いたことはない。Ricardo Rosha(リカルド・ホーシャ)の楽曲を聴くと、スティーブ・ライヒに影響されたような楽曲も演奏していることがわかる。彼のようなクリエイティブな演奏家が日本でリサイタルを開催すれば、ポルトガル・ギターのイメージは180度転換するに違いない。この伝統的楽器が、現代音楽を演奏することにまったく不都合のない楽器であることが証明できるからである。

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by kurarc | 2020-11-07 09:31 | music(音楽)