50代の最後

50代最後の一年が終わろうとしている。年が開けると60歳、1月に還暦を迎える。まずは無事に還暦を迎えられるよう日々注意しながら生活していきたいと思う。

50代は病との闘いの10年であった。計6回の手術をし、およそ述べ1年間は入院生活に費やしてしまった。いまだに3つの病を抱えている。40代までにも4回の手術を経験した。すべて副鼻腔炎の手術であったが、はじめて手術した18歳のときの3回の手術から、そのおよそ25年後に再度手術をしたが、その技術の進歩に驚いた。内視鏡による手術に変化していたのである。18歳のときには上歯茎をノミで穴を開けられた。もちろん、全身麻酔したわけではない。痛みで気絶しそうな手術であったが、その25年後には、目覚めると手術は終了していた。

病とは付き合うものという言い方があるが、わたしは闘いといった方がリアリティがある。わたしのように個人経営者は入院中は仕事を奪われ、退院しても仕事の補償はない。かろうじて入院費が保険でまかなえる程度である。わたしの場合、自分の仕事に入る前、あるいは後に入院という生活に入ったこともあり、仕事に大きな支障は生じなかった。その点は幸運であった。

来年はいよいよ60代に入る。60歳などあっという間に訪れるものである。60代は、新しいことにも挑戦したいし、今までやってきたことの総括もしなければならないだろう。いよいよ人生の締めくくりである。あと何年生きられるのかはまったくわからないが、悔いのない生活することが目標である。病との闘いも終わったわけではない。

新年は、内藤廣著の『形態デザイン講義』の読書からはじめたいと思っている。『構造デザイン講義』と『環境デザイン講義』はすでに読了した。3部作の完結編にあたる著書である。内藤氏がこの著書をどのように締めくくるのか、今から読むのが楽しみである。




by kurarc | 2020-12-31 11:42