トランペット練習再開

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普段カラオケ店で練習をしているトランペットだが、緊急事態制限を受けて、今月末まで閉店しており、練習ができていない。よって、少し高額だが、スタジオを借りて練習を再開することにしようと思っている。カラオケ店もひとりカラオケであれば問題ないと思うのだが、ひとりに制限することもできないのだろう。

トランペットはなかなかよい教本がない。クラシックを目指す奏者は、アーバン金管教本といった定番の教本があるが、ポピュラーやジャズをやりたい人には教本が意外と少ない。よって、以前から買ってあったのだが、トランペット奏者、アルトゥーロ・サンドヴァル著『PLAYING TECHIQUES & PERFORMANCE STUDIES For Trumpet』をVOLUME ONEから復習も兼ねて丁寧にやることにしようと思っている。

トランペットという楽器はいくら東京藝大を卒業しているような演奏家でも、まったく話にならない奏者がいる。そのくらい難しい楽器である。藝大や音大を卒業した奏者がYou Tubeで演奏を発信しているのをみかけるが、その音色の悪さがわたしのような素人でもわかってしまう、そんな残酷な楽器である。唇を楽器の一部として使うこと、歯並びなども影響するから、生まれつきの向き不向きがあるという面も否定できない。

まずはこの教本をVOLUME TWOまで終わらせることを当面の目標とする。この教本がよいのは、サンドヴァルの模範演奏のCDが付属していることである。全曲は収録されていないが、収録された練習曲をおさらいすれば素人のわたしには十分であろう。トランペットという楽器は一度はじめたら二度と手放すことはできない、そんな魅力のある楽器である。



by kurarc | 2021-05-15 21:13 | trumpet(トランペット)