ストレス

コロナ禍においてストレスを抱えている人は多いに違いない。また、子供たちもしかり。わたしの小学生時代を考えても、夏休みには母の実家があった鎌倉に海水浴(海水浴は逗子の海に出かける)に出かけたり、潮干狩りを楽しんだりしていたし、近所の幼なじみと西伊豆旅行などを楽しんだことも思い出深い。


こうした楽しみがコロナによって奪われてしまった訳だから、小さなお子さんをもつ家庭は大変だろう。こうした状況もあるせいか、東急沿線で配布されているフリーペーパー『SALUS サルース』の最新号は「ストレスのトリセツ」が特集されている。ストレスはストレッサー(ストレス状態)とストレス反応に分けて考えるとある。


ストレッサーは降りかかってくる出来事、変化、環境で、ストレス反応はストレッサーが私たちに与える影響である。ストレスをこの二つに分けて考えることで、ストレスを具体的にとらえ、対策に役立てようということ。また、ビブリオセラピー(Bibliotherapy)について寺田真理子さんのコラムが掲載されている。寺田さんは日本読書療法学会を設立された方。寺田さんによれば、本がもつ精神的エッセンスの凝縮性、また、自分のペースで読み進められることなどが動画のようなメディアと違い、優れているのでは、とのこと。


近頃のわたしの読書はまさにこのビブリオセラピーをやっていたのだと気付かされた。現在、本を買う量が凄まじいため、本はなるべく古本で、文庫か新書を買うように制限しているが、読むスピードと買うスピードのバランスを考えないと、これがストレスになってしまいそうなので気をつけなければならない。


東京という都市での生活もストレスと結びついていることは間違いない。ここ2、3年、沖縄や福岡、金沢などに旅に出かけていたが、こうした地方は、日常的に美しい風景を感じられる場所があるため、都市の中にいてストレスを解消できるが、東京都心には(個人的に)そういった場所は皆無といってよい。都外へ出ることはためらわれるが、誰にも会わないようにして、美しい風景を体験する時間をもつことでもしないとビブリオセラピーだけでストレスを解消することは難しそうである。


by kurarc | 2021-08-23 23:33