リベタージュ 五反田駅(東急池上線)柱脚
東京の中のリベット建造物(「リベタージュ」と個人的に命名)を気がついたときに撮影している。今日は仕事で五反田駅を通り過ぎたが、そのときに発見した柱脚である。
上部は、五反田駅(東急池上線)で、かなり大胆なデザインが柱脚に施された建造物であった。いつ建造されたものか調べてはいないが、当然、駅がつくられたときと一致するのだろう。五反田駅まで開通したのは1928年だというから、その頃からあった柱脚かもしれない。そうだとするとすでに100年近く維持されたことになる。
東京にはこうしたアノニマスなリベット建造物が数多く存在している。その多くが、高力ボルトに移行してからの鉄骨造建造物よりも形態として興味深いかたちのものが多い。遊びがあるのである。今後も無名のリベット建造物を撮影していくつもりである。
by kurarc | 2022-01-31 19:10 | rivetage(リベット建造物)