リベタージュ 等々力渓谷 ゴルフ橋


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雪の日の翌日、天気が快晴になったこともあり、23区内で唯一の渓谷である等々力渓谷へ散歩に出かけた。その入口にゴルフ橋(上写真)という名称の橋がある。

戦前、この橋を左へ行ったところに玉川ゴルフ場(後に等々力ゴルフ場)があったことから名付けられた名称だという。アーチ部分がリベット留めで施工され、その上部の垂直材、橋の水平材部分は高力ボルトで施工されている。

ずっと木造の橋であったゴルフ橋は、1961年にこの鉄骨造の橋に造りかえられた。リベットから高力ボルトへの転換期あたりだったのか、リベット留めと高力ボルトの併用がみられる。

等々力渓谷は初めて歩いたが、水辺を歩いていると、東京の中とは思えない静寂さと景観が感じられた。残念ながら、水質はあまりよいとは思えなかった。そのせいか、野鳥などの目立った生物は皆無であった。

この等々力渓谷は、国分寺崖線の東端にあたる。潜在自然植生は、シラカシ群集、ケヤキ亜群集だという。コナラ、イヌシデ、アカガシ、アオキなどが斜面上に数多く分布する。季節がら生物がみられなかったのかもしれないが、今後、水質の改善が必要なのかもしれない。

*この橋の脚の曲線は正円ではなく、多分、放物線だと思われる。


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by kurarc | 2022-02-11 20:50 | rivetage(リベット建造物)