レーモンドのカトリック目黒教会(聖アンセルモ教会)へ

今日は、朝一番でキャノンのショールームへ行き、プリンターを物色。やはり大型プリンターはキャノンがぬきんでていることがわかり、購入を検討することにする。

せっかく東京に出たので、クリスマスということもあり、まだ見学していなかったアントニン・レーモンドの聖アンセルモ教会に立ち寄ってきた。目黒駅から3分ほどのところにある。

午前中だったこともあり、まだミサは終わっておらず、最後の10分程度ミサに参加した。ミサに来ている人の10人に一人は外国の方々であった。ミサ終了後、聖堂内部をぐるりとひとまわりする。スケールは東京女子大学のチャペルに近いように感じた。当たり前のことかもしれないが、鉄筋コンクリート造ということもあり、箱形の聖堂、いわゆるボックス・チャーチと言えるものであった。内部には列柱などが存在せずに、一室空間であるため、信者にとって一体感を感ずる空間となるはずだ。東京女子大学の方はホール・チャーチといってよい空間である。こちらも列柱は存在するものの、一室空間が感じられるのは聖アンセルモ教会と変わらない。
レーモンドの聖堂に対する原体験として、一室空間であることへのこだわりがあるのだろうか?あるいは、生まれ故郷のチェコでの記憶が関わっているのだろうか?

by kurarc | 2007-12-25 17:50 | archi-works