2017年 09月 15日 ( 1 )

「カテナリア・テーブル」 復活への道を探す

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2010年に天童木工から発売されたカテナリア(ガラステーブル)。2015年に販売が中止されてから早2年が過ぎた。

昨日は協働デザイナーのT氏と打ち合わせ。天童木工で商品化されたテーブルの欠点などを議論し、できれば、若干ディテールを変更し、なるべくコストを抑えたテーブルとして蘇らせることができれば等々、を話し合う。

まずは、合板の技術を持つ企業、かつ、商品として販売してくれる企業を探すことから始めなければならない。

コントラクトとして製作することには問題ないが、なかなかその企業の商品として販売してくれるような企業を探すことは困難が予想される。どのような小さなものでも、商品には必ずリスクがある。そうしたリスクまで引き受けてくれる企業は存在するのだろうか?

それにしても、2008年、審査会場であった新宿OZONEの会場に試作品のテーブルが並んだとき(上写真)の感動は忘れられない。私たちがデザインしたものだが、「わたしという個人のデザイン」をすでに超えて、「もの」として堂々と自立していたのである。それは、自分の子供が立派に成人を迎えた時のような感動に近いものだと思う。

デザインとは、自分が他者になっていくことを、「もの」を通じて知ることである。

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by kurarc | 2017-09-15 15:35 | catenaria-ガラステーブル

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by S.K.
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