2017年 11月 05日 ( 1 )

都立多摩図書館見学

b0074416_20563074.jpg
大学時代の友人から都立多摩図書館(上写真)がよい、との噂を聞き、早速連休を利用して出かけてきた。西国分寺駅南口から5分ほどのところに都立多摩図書館はある。中に入ると、通常の図書館に感じられる重たい雰囲気がないせいもあり、利用者は若者から年長者まで数多く、図書館には珍しく活気があった。

都立多摩図書館は、雑誌(約6,000タイトル)と児童書籍に特化した図書館である。主な雑誌はすべて閲覧できるので、こうした図書館ができてくれたおかげで、雑誌を買う必要はまったくなくなった。書店に置かれている雑誌は偏りがあるので、ここで全国で出版されている雑誌を比較できる。図書館であるから、バックナンバーまで閲覧できるのもよい。

今日は児童図書までは見なかったが、大人でもかなり楽しめそうである。小さなカフェと入り口近くには、企画展示スペースがある。都立中央図書館の方は、かなり老朽化が進み、今ひとつ利用しづらい。やはり、図書館は建築が優れていることが大事であることを、こうした新しい図書館を経験するとよくわかる。せんだいメディアテークなどを見学した時にも感じたが、図書館にはできれば一日中過ごせるような機能が配備されていることが望ましい。食堂(レストラン)、または食事まで提供するカフェは必須である。それは、街の小さな図書館であってもかわらないと思う。

こうした図書館がなぜわたしの住む三鷹市ではなく、国分寺にオープンしたのか、大変残念に思う。23区外の各市の中央図書館はこの図書館のレベルになってほしいものである。三鷹市は図書館ではかなり遅れをとっている。ジブリミュージアムを誘致したのはよいが、文化施設の建築のレベルを底上げすることに力を入れないと、人口はどんどん減少をたどり、三鷹以西の郊外へと流れてしまうことになるだろう。

三鷹市は、太宰治の資料と吉村昭の書斎を移築して文学館をつくるというが、こうした内容を含む図書館にすべきだった。多分、井之頭公園西園内あたりに建設されるのだろうが、この環境にカフェを含む図書館が建設されれば、井之頭公園の価値はさらに増すことになると思うが・・・

[PR]
by kurarc | 2017-11-05 20:57 | 東京-Tokyo