2018年 10月 19日 ( 1 )

台湾からアジアへ

台湾映画にすっかり魅了されてしまった。文化を知る上においても、また娯楽の面においても優れた映画が数多い。相変わらず、一日に数回は『不能説的・秘密』のサウンドトラックを聴き続けている。誰もがつくれそうなシンプルなメロディが多いが、通俗的な音楽になってしまいそうなメロディーとは一線を画して、ジェイ・チョウがつくる音楽には癒やされる。

あっという間に台湾に関する書物も増えて、10冊に届きそうになってきた。わたしの世代ではなつかしいテレサ・テンは、先日観た『軍中楽園』などにも名前が出てきたが、金門島へ慰問に訪れていたという事実も気になり始めた。台湾人は日本のなかに根付いているが、その過去、生い立ちなど想像したこともなかった。

日本の過去を消し去ろうとする韓国とは異なり、台湾では日本の過去を消し去ろうとすることをしないことにも複雑な政治的背景があることが少しづつ見えてきた。映画『藍色夏恋』では、好きな男の子の名をボールペンでひたすら書くシーンが登場するが、ふられた途端、その名前を木村拓哉に変える、というシーンがある。これは日本人や日本好きな台湾人しかわからないシーンであるが、こうした細部に日本が現れるのが今の台湾文化なのだろうか?

台湾を知ることは大きくアジアを知るための手がかりとなりそうである。そして、台湾はわたしのようなアジア初心者には近づきやすい地域であり文化である。今年は台湾イヤーとなりそうである。正月に久しぶり(34年ぶりとなる)に台湾旅行ができたらと思うが・・・

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by kurarc | 2018-10-19 00:22 | asia

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