カテゴリ:trumpet( 80 )

井の頭公園でトランペットを吹く恋人たち

午後、井の頭公園を散歩する。西園を通り過ぎようとすると、トランペットの音が耳に響いてきた。西園グランドの中央で恋人たちが一台のトランペットをどうも交互に吹いているようだった。わたしが聴いたいのは女性が吹いている音であった。

井の頭公園ではトランペットなど大音量の楽器を吹くことは禁じられている。そうした規則を知らない若者たちであったようだが、特に夕方、まだ陽は落ちていないし、迷惑を感じるような音量でもない。

歩きながらその音を聴いていると、倉木麻衣の「Secret of my heart 」を吹き始めるではないか。倉木麻衣の世代とは思えなかったが、偶然に出かけた公園で、わたしの好きな曲に、それもトランペットの演奏で出会うとは、一体どういう風の吹きまわしなのだろう?

いつも思うが、こうした偶然のような必然のような出会いがあると、人の運命とは初めからプログラムされているのではないか、と思えて仕方がない。歩いていながら出会うすべての他者も、偶然ではないのではないか・・・それは、考えすぎだろうか?

[PR]
by kurarc | 2018-06-17 19:41 | trumpet

倉木麻衣さんと吹奏楽

b0074416_00033841.jpg
ネット上で無料で手に入る楽譜(吹奏楽)を片っ端からiPadに保存しようと思い、検索していると、倉木麻衣さんの「渡月橋、君想う」の吹奏楽バージョンが無料でダウンロードできるページが現れた。こうしたサービスはめずらしい。この吹奏楽バージョンは有料でスコアが売られているから、スコア販売会社とどのような取り決めがなされているだろう?

倉木麻衣さんといえば、わたしには忘れられない想い出がある。ポルトガルの遊学から日本に帰った1999年12月、日本で一人の若い女性の新鮮な歌声がラジオから流れてきた。それが、倉木さんの歌『Love, Day After Tomorrow』であった。

ポルトガルに滞在中、宇多田ヒカルという歌手の歌がはやっているという噂がながれた。その名前を聞いて、男か女なのかもわからない。インターネットも当時はまだ今ほど普及していなかったから、日本のことなど何も伝わってこない。

帰国すると、今度はまた異なった女性がノリのよい歌を歌っているではないか。それも、まだ十代で。わたしには彼女の音楽が新鮮で、今でもこの歌が入っているCD『delicious way』をたまに聴き、当時のことを想い出す。

このCDは名盤だと思う。歌がうまいとは思えないが、下手ではない。彼女の声がよいし、彼女の品のいいところが好きである。これからも活躍を期待したい。

[PR]
by kurarc | 2018-05-05 00:04 | trumpet

イタリア人トランペット奏者 Paolo Fresu 『THINGS』

b0074416_00254310.jpg
イタリア人のトランペット奏者、Paolo Fresuの『3 Essential Albums』を購入。3枚ひと組で安価なのがよい。その中の1枚が特に気に入っている。『THINGS』というアルバムである。

「DEAR OLD STOCKHOLM」という曲からはじまるが、この曲から引きつけられてしまう。ピアノとトランペットというデュオアルバムだが、ピアノのURI CAINEがまたよい。

マイルズ・デイビスあり、ガーシュインあり、さらにモンテヴェルディあり、そして、Paolo Fresu+URI CAINEの曲ありと、実験的なアレンジが多いが、全体として落ち着いたアレンジであり、静かな夜に聴くのに適している。

Paolo Fresuのアドリブがずっと気に入っている。チャット・ベイカーをさらに洗練させたようなメロディアスなアドリブである。「歌う」アドリブと言ってよいかもしれない。彼の吹くフリューゲルホルンの音も気にいっている。現在、わたしの目標にすべきトランペット奏者。もちろん、わたしにとって雲の上の人だけれど。


[PR]
by kurarc | 2018-04-11 00:21 | trumpet

トランペット マウスピース

b0074416_14000450.jpg
トランペットのマウスピースの選択は未だに迷う。以前もこのブログに書いたが、自分に合うマウスピースは必ずあるはずだが、それに巡り合っているのかどうか、なかなか確信が持てない。

また、日によって唇のコンディションが違うため、今まで心地よく使用できたマウスピースが、急に使いづらくなることもある。マウスピースは目で見た感じはそれほど差異がなくても、唇にあてた感触はそれぞれ微妙に異なり、しまいにはどのマウスピースが本当に自分にあっているのかわからなくなってしまう。高音の出やすいもの、低音に強いものなど様々で、曲ごとにマウスピースを変えることも可能なのだが、わたしのようなアマチュアはそこまではできない。

写真はわたしが現在所有するマウスピースである。手前の2本が現在最も自分にあっていると思われるマウスピースである。シルキー12番とバック(ラージレター)6C。シルキーの方がマウスピースが浅く、バックの方が深い。どちらも捨て難いが、6:4でシルキーの方が使い易い感じか。この二つで来年は当分がんばるつもりである。

[PR]
by kurarc | 2017-12-24 14:00 | trumpet

トランペット 基礎レッスン(第2回目)

東京フィルで活躍されているトランペット奏者の方による基礎レッスン第2回目。今日は、前回の復習をやったが、再度非常に基礎的な指摘をしていただき、参考になった。

それは、どういうことかというと、トランペットは、ピストンを押すと、管が長くなり、音が下がる、という構造を持っている。よって、ピストンを押して音を出すような場合は、何も押さないで音を出している時よりも、より多くの息を入れるような意識を持つことが必要、ということである。

この指摘は考えればごく当たり前のことなのだが、先生に言われて初めて気がついた。トランペットは、人差し指、人差し指と中指、人差し指と薬指、中指と薬指、人差し指と中指、薬指という組み合わせで音を出すが、つまり、指の数が多いほど音が出るまでの管の長さが長くなっているため、それだけ息を多く入れることが必要になる。それは実際はごくわずかのことだが、息の入れ方に対する意識を持つか、持たないかによって、音質に変化が出てくることは言うまでもない。

また、今日ピストンバルブの構造自体の違いを説明していただいた。わたしが使用するヤマハやベッソンのトランペットは、ピストンバルブとピストンバルブ自体の接続管は直管で結ばれているが、バックのトランペットは曲管で接続されている。この違いも大きいようだ。直管の場合は、曲管に比べ多少抵抗が増すので、その分、しっかりと息を入れることが必要とのこと。

こうしたトランペットの構造自体の違いによって、吹奏感、音色などに変化が生まれてくるのだろう。この辺りは今後の研究課題である。



[PR]
by kurarc | 2017-07-09 16:00 | trumpet

トランペット 基礎レッスン(第1回目)

東京フィルハーモニー管弦楽団で活躍されているトランペット奏者の方に、合計2回、トランペットのレッスンをしていただけることになった。

第1回目は、基礎的なトレーニングを行う。現在は、曲をマスターしていくことを中心に練習しているため、基礎トレーニングを行うことはおろそかになっていた。ちょうど基礎を確認する良い機会となった。

基礎トレーニングは以下の通り行われた。

1)ロングトーンの練習。単音を10秒から始め、30秒伸ばすトレーニング。順番に伸ばす時間を変化させ、最後に30秒間吹き続ける。息を多く吸うことと吐くという基礎的なトレーニング。ここで重要なのは、多く吐くことにより、逆に多く吸えることの確認、一定の量を吐き続けるという非日常的なトレーニングを行うということ。

2)メトロノーム(60)に合わせて、基本的な音階をメトロノームに合わせて上昇、下降していくトレーニング。まずは、先生の音を聴き、それを繰り返す。この場合、運指を見るのではなく、音を聴くことに集中する。聴いた音を自分で再現することが重要となる。

1日目のレッスンは、この二つのみ。2)が意外と難しい。正確にメトロノームに合わせて音を出すことに慣れていないためである。こうしたトレーニングを一日の練習のはじめに行うと良いとのこと。

*トランペットの手入れについてもご指導いただく。まず、新しいトランペットは内部に研磨剤が残っていることが多いので、最初はこまめに洗い研磨剤をトランペットに残さないことが重要とのこと。また、バルブオイルは、演奏終了後にさす、とのこと。その際、余分なオイルを拭き取ってから、必要なオイルをさすようにしているとのこと。トランペットのマウスパイプは特に汚れるので、こまめに洗浄することが重要とのこと。

[PR]
by kurarc | 2017-06-18 16:58 | trumpet

トランペットマウスピース 金メッキ加工完成

b0074416_16341203.jpg
トランペットのマウスピースの金メッキ加工が完成(上写真)し、郵送されてきた。金メッキは完璧で、非常に美しい。

感触も表現することは難しいが、銀メッキのものより、優しく、唇によく馴染む感じである。もちろん、吹いた感じも心地よい。

今回、メッキを注文したのは埼玉の日本電鍍工業株式会社である。対応も親身で、個人での注文にも迅速に対応してくれた。結局、金メッキは郵送料込みでおよそ5000円であった。

*下が全体、トランペットは、YAMAHA YTR-8310Z。
b0074416_08460097.jpg

[PR]
by kurarc | 2017-06-15 16:34 | trumpet

トランペットマウスピース 金メッキ加工

b0074416_21224912.jpg
現在、わたしの所有するBbトランペットは2つになった。一つは、ベッソンのMEHA(メーア、銀メッキ)というもの、もう一つは、ヤマハのYTR8310Z(金メッキ、上写真)でボビー・シューというトランペット奏者が監修したものである。

通常、トランペットを買うとマウスピースは銀メッキのものが付属しており、ヤマハのトランペットにもボビー・シュー仕様の銀メッキのマウスピースが付属していた。しかし、金メッキのトランペットに銀メッキのマウスピースが色合いとしてしっくりこないことと、金メッキにしたマウスピースの使い心地を試してみたいと思ったことから、埼玉のメッキ工場に直接、マウスピース(YAMAHA ボビー・シューJAZZというもの)の金メッキを注文した。メッキ加工にはおよそ4日間、金額は配送料を含めておよそ4000円程度になる。(楽器店を通して頼むより安価である)

銀色の方が色としては好みなのだが、メッキにより音色が異なるし、以前ほど銀色にこだわる気持ちもなくなったこともあり、躊躇はなかった。わたしは金属アレルギーはないが、金メッキの方が金属アレルギーには優しいらしく、チタンになると、完全にアレルギーの心配はいらなくなると言われている。銀メッキに比べ、金メッキの方が唇の感触が滑らかになると言われていること、金の方が緻密な音になると言われていることなどがあり、出来上がりが楽しみである。

[PR]
by kurarc | 2017-06-09 21:21 | trumpet

トランペットマウスピース BACH 8C

久しぶりに吹きやすいマウスピースを見つけた。BACH 8C(バック 8C)である。通常、バック社のマウスピースはわたしのような初学者は7Cを使う。しかし、7Cはリム(唇が当たるところ)が丸く、わたしには適合しない。このリムが気持ちフラットになったものが8Cなのである。

8Cはわたしにとって唇が振動する部分がうまく収まる感じで、唇の設定にも苦労しない。この収まりが良い、ということは重要で、吹く前に唇の位置が定まらないマウスピースは、演奏者を不安にさせる。

常用していたシルキー12より多少小さいマウスピースである。わたしの場合は、クラシックへいくつもりはないので、徐々にマウスピースを小さくしていく方へ向かっているが、この8Cが今のところ限界であろう。

このマウスピースを使って、小学生(年の離れた後輩たち)たちと、「恋」(星野源)、「前前前世」(映画「君の名は」主題歌)、祭ーYAGIBUSHI BRASS ROCKを来週演奏することになりそうである。「恋」(星野源)、「前前前世」(映画「君の名は」主題歌)を吹奏楽でやるのは意外といい感じである。祭ーYAGIBUSHI BRASS ROCKの方は難曲。半分は「エアートランペット」になりそうである。

*このマウスピースだと、ダブルハイF〜Gの音が出るようになった。ダブルハイCまであと一歩である。

[PR]
by kurarc | 2017-05-28 11:16 | trumpet

” Canson d'Andy ” をトランペットで練習

映画「ロシュフォールの恋人たち」の中の音楽、” Chanson d'Andy ”(シャンソン・ダンディ) をトランペットで練習してみた。久しぶりのトランペットの練習である。

映画では、Andy(ジーン・ケリー)が一目惚れしたソランジュを待ちながらピアノを弾いているシーンの中で使われる。ソランジュの作曲した曲という設定になっている。

曲としては、多くの倍音の上下音を含んでいて、リップスラーの練習に適している。これを、タンギングとリップスラーの両方で練習してみた。こうしたルグランの名曲をトランペットの練習に活用することは、練習することのモチベーションを高めてくれる。

トランペットの教則本は、アーバンなど19世紀の教本がいまだに主流となっている。同時代の音楽を教則本に変換してくれるような奏者はいないのだろうか。宇多田ヒカルでもperfumeでもなんでもよい。わたしは、映画音楽によるトランペット音楽の教則本ができることを望むが、活きた音楽を練習できでばもっと練習が楽しくなるに違いない。

[PR]
by kurarc | 2017-02-12 19:11 | trumpet

Archiscape


by S.K.
画像一覧