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光について キャノンサイエンスラボ

先日、白黒写真を久しぶりに撮影し、現像したネガを友人のカメラマンの力を借りて、印画紙に焼き付けた。わたしには初めての経験で、大変興奮した。印画紙に自分の撮影した画像が現れる瞬間が特によい。それはたとえて言えば、無から有が現れるような経験である。

そうした経験から思ったのは、わたしはある物体(被写体)を撮影しているのだが、その物体に対する興味だけでなく、その物体を物体として認識させてくれている光に対する興味が改めてわいてきたということである。

光は最近では波動と粒子という二つの現象の綜合として把握されているようだが、目に見えないものであるだけに、われわれはそれを直感的に理解できない。光には可視光線のなかに色のスペクトルがあると言われても、われわれが目にするのは透明の光線だけであるから、虹をみるとか、プリズムのような装置が必要になる。

こうした光を学ぶのに適したHPを偶然みつけた。キャノンのサイエンスラボである。このラボは子供向けの編集もあり、大変わかりやすい。企業がこうしたHPを作成していることは、その企業の文化的成熟度を示している。

マニュアルカメラで今後どのような被写体を撮影するのか?わたしの目的ははっきりしてきた。それは、光をまず捉えることであり、そのための被写体ということである。光がまず優先される。光がみえるような被写体である。それは何か?それが見つかったならば、次の目標は、写真展を行えるくらいの作品を仕上げていくことである。

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by kurarc | 2018-04-11 12:48 | photo

ニコンF3の復活とゾーンシステム

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友人の写真家からゾーンシステムに基づく写真の展覧会を開催しているので、見学に来ないかとの誘いがあり、昨日、その展覧会を見に四谷に出かけた。ゾーンシステムとは、写真家アンセル・アダムズとフレッド・アーチャーによって考案された写真技法で、フィルムへの最適な露出と現像処理を決定するためのものだという。写真に相当詳しい人でない限り、このシステムを知らないだろうし、知っていたとしても、このシステムに基づき写真を製作する人はごく限られている。

わたしも初めてこのシステムを知り、その緻密な白黒写真に感心しながら、展覧会を楽しんだ。アンセル・アダムズは、このシステムを確立することによって、1枚あたり1000万円もするような写真を製作できる写真家として知られるようになる。このシステムは非常に説明するのが難しいし、わたしも説明できる技量がないので、この程度にしておくが、写真家の友人からは、せっかくニコンF3を持っているのだから、そのカメラを再生させ、マニュアル写真を楽しまないかと薦められた。

ニコンF3を購入したのは20年以上前のことである。遊学先ポルトガルで建築を撮影するために、ニコンF3にシフトレンズ(28mm)を揃えた。お世話になったO先生が、ニコンF3とシフトレンズで素晴らしい写真を撮影されていることを知り、わたしも購入したのである。しかし、帰国後、カメラのデジタル化が進み、デジタルカメラを使うようになり、F3は押入れの中にしまい込まれたままになっていた。もったいないとは思いつつ、気軽に撮影できるデジタルカメラに頼っていたのである。

今回、F3を復活させるちょうど良いきっかけができた。これで白黒写真を撮影し、引き伸ばしから定着まですべて手作業で写真を製作することを来年あたりから少しずず始めてみようかと思っている。ちょうど、ニコンでは来年3月まで特別な修理期間を設けて、F3のメンテナンスを行ってくれるという。すでに2016年に部品の製造は終了。今後は気軽にメンテナンスできる状況ではなくなる。この機会にメンテナンスをして、一生使用できる機種に蘇らそうと思っている。

*カテゴリに「photo」を加えることに。
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by kurarc | 2017-12-21 19:02 | photo

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