Archiscape


Archiscape
by S.K.

<   2011年 03月 ( 17 )   > この月の画像一覧

Studio K+T

天童木工家具デザインコンクール2008の応募をきっかけとして結成されたユニットStudio K+Tは、
2011年4月より、家具デザインを中心として本格的に活動していきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

業 務:家具デザイン、プロダクトデザイン、インテリアデザイン等
Studio K+T
K=倉澤智 東京造形大学造形学部デザイン学科卒(白澤宏規ゼミ・1984年卒)
T=東宮誠 東京造形大学造形学部デザイン学科卒(大橋晃朗ゼミ・1984年卒)

■Studio K+Tはデザイン事務所のような形態をとるのではなく、プロジェクトごとに集まり、アイディアを出し合い、一つのデザインに収束させていく、という活動形態をとっています。
b0074416_2182023.jpg
天童木工家具デザインコンクール2008銀賞受賞作品 Catenaria
[PR]
by kurarc | 2011-03-31 21:08 | Studio K+T profile

エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ 2011年のプリツカー賞受賞決定

最近このブログのアクセス解析で、エドゥアルド・ソウト・デ・モウラでの検索が数多いと思っていたら、彼が2011年のプリツカー賞受賞が決定されたことをネット状で知った。

ポルトガル滞在中、最も優れた建築家であると思っていたし、彼の仕事についてはいくつかこのブログで紹介してきた。歴史的建築物の保存活用などに興味をもった決定的な動機は、彼のシトー派修道院を国営ホテルに保存活用した「ポウザーダ・サンタ・アリア・ドゥ・ボウロ」の仕事であった。この建築は、ポルトガル滞在中2度見学に行き、宿泊した。彼には大変感謝している。(昨日、ブログで出版延期のお知らせをした『ポルトガルを知るための55章』の中でもモウラについて書かせてもらった)

この国営ホテルの仕事について、若い日本人建築家の中には、あのように誰でもなってしまう、というようなことを書くものもいるが、私はそうは思わない。彼の比較的若い頃の仕事ではあるが、彼の地に足の着いた落ち着きのある仕事は誰にもまねのできるものではない。日本人がこの修道院の改修をまかされていたら、ふわふわした軽い建築になっていたに違いない。

まずは、ポルトガルを少し知るものとして受賞について共に喜びたい。
[PR]
by kurarc | 2011-03-31 08:03 | architects

『ポルトガルを知るための55章』 出版大幅延期のお知らせ

『ポルトガルを知るための55章』(明石書店)が、この大震災の影響による紙流通の混乱などにより、出版が大幅に遅れることになったようです。

早くても6月以降になる見通しとのこと。よって、梅雨明けの頃には皆様にお目にかかれることになるかもしれません。出版まで今しばらくの間お待ちくださるようお願いいたします。
[PR]
by kurarc | 2011-03-30 13:34 | archi-works

鎌倉 救援物資の収集

今日は朝9時30分から午後1時まで、鎌倉市で救援物資を集めることになり、そのボランティアのため、御成小学校講堂で作業を手伝った。

朝からたくさんの鎌倉市民がそれぞれの自宅から水、毛布、ティッシュ、下着、トイレットペーパーなどをわざわざ運んでくれた。我々はそれを仕分けし、個数を数え、段ボールに詰め込む作業を行った。

余談になるが、この集積地である御成小学校の講堂(下写真)は、鎌倉において重要な木造建築物で、現在耐震上の問題から普段は封鎖されていて、中に入ることは許されていない。1980年代に市民による保存運動がおこり、かろうじて廃墟のように残された木造建築物である。昭和初期の記憶を色濃く残す貴重な建築物が、この大震災のせいで、強引に開かれ、息を吹き返したことになる。
b0074416_2142552.jpg

[PR]
by kurarc | 2011-03-29 21:42 | 鎌倉-Kamakura

シメギ・モカ

先日、新橋から銀座を通り抜けるとき、いつも気になっていた宮越屋珈琲に立ち寄り珈琲豆を物色する。

何かお薦めはありますか、と聞くとすかさず「シメギ・モカ」がお薦めです、と奥から店員の方が出てきて薦めてくれた。

「シメギ・モカ」とは、吉祥寺にあった「吉祥寺モカ」という珈琲店の故標(しめぎ)氏が認定した上質のモカ(サン・ハラールモカ)の豆(エチオピア産)だという。「吉祥寺モカ」と聞き、家に帰るまで思い出せなかったのだが、井の頭公園へ下る途中にあった珈琲店であったことを思い出す。吉祥寺に住んでいた頃、「吉祥寺モカ」が喫茶店をやめて、珈琲豆売りだけになってからはほとんど行っていなかったため、忘れていた。

家に帰り、ポーレックスのコーヒーミル(手でくるくる回すタイプのセラミックミル。省エネでよい)を最も細挽きにしてグラインドし、コーヒーを入れてみた。こうした上質のコーヒーの場合は、ペーパーの折り目を交互に重ね、二重にして丁寧に入れる。香り、苦みのバランスがよく、酸味はほとんど感じず、独特の風味があり、おいしいコーヒーであった。

100グラムで税込み1050円。高価なコーヒーの部類と言えるが、自宅で楽しむには高いことはない。外のコーヒー店でおいしくもないコーヒーを飲まされるより、よっぽど安いことは言うまでもない。

世の中が慌ただしく、騒がしいこのごろであるが、ゆっくりとコーヒーを入れて飲む余裕だけは失いたくないものだ。
[PR]
by kurarc | 2011-03-26 11:32 | gastronomy

ヘッドライト

b0074416_2020194.jpg

計画停電に苦労されている方も多いに違いない。

停電になった時に重宝しているのが山用品として流通しているヘッドライトである。私はBlack Diamond(上写真)という商品名のヘッドライトをもっていたので、大変役に立っている。

このヘッドライトはLEDが二つの用途に別れていて、作業用として手元を照らすようなLEDと懐中電灯のように直線的に照らすLEDが装備されている。スイッチでどちらか選択が可能で、軽く押すことで照明を点滅させることもできる。

ヘッドライトがあると暗がりで調理するときに両手が塞がれることがないこと、テーブルの上に置き、天井を照らせば間接照明として使えること、LED電球を使用しているため高輝度で、電池の寿命も長いこと等メリットは多い。

大地震発生の日以降、外に出歩くときも鞄の中に単4電池と共にこのヘッドランプを忍ばせている。
[PR]
by kurarc | 2011-03-25 20:20 | design

大地震災害を補完する仕組みづくり-鎌倉を事例として

今回の大地震の津波の映像をテレビでみたときに、鎌倉市民の多くは、あの津波が若宮大路を遡ってくるイメージを想像されたことだろう。観光資源となっている旧鎌倉はあのような津波によって、壊滅状態になることは明らかである。海から鶴岡八幡宮まで2.5キロメートル足らず。八幡宮の本殿は残っても、それ以外の寺社仏閣はすべて流されることは目に見えている。(関東大震災では津波が10メートルを超えなかったと言われている。よって、鎌倉は壊滅的な水害からは逃れられた。しかし、今回のような津波では旧鎌倉の中では、長谷寺、杉本寺、浄妙寺などほんの一握りの寺社しか残らないことが予想される。)

また、鎌倉市役所も現在の立地では機能しなくなるだろう。このようなとき鎌倉はどのように災害に備えなくてはいけないのか?まずは津波の災害を逃れる西鎌倉や私の住む梶原から大船にかけての地域に緊急の避難所が設置されなければならないだろう。また、行政の機能も現在の市役所のある御成町から大船を中心とした地域に移転させなければならないことになるだろう。(水害を考えると、鎌倉市役所は大船近辺に移転することが望ましいと言える。)

鎌倉生まれの方々からは、あそこは鎌倉ではない、といわれている西鎌倉や大船のような場所が、災害時には難民キャンプのような有効な場所に変化することは明らかで、今後は鎌倉の中でそれぞれを補完するような二つの拠点づくり、すなわち旧鎌倉と新鎌倉の拠点づくりが必要になる。

また、切り通しのような狭い道が塞がれ、孤立する谷戸の住民たちが出てくることも目に見えている。大きな港を持たない海岸の問題も浮上してくる。旧鎌倉にどのように物資を運ぶのか、といった難問を抱えることになもなるだろう。こうしたときにかなりの高台に位置する鎌倉市内の市立中学校の多くが、空輸の拠点となるだろう。

行政に関わる人間は、このような巨大な災害を考えると、鎌倉市内に居住するよりも、近場の他の地域に住んでもらった方がいざというときに役に立つこともわかった。鎌倉だけでなく、湘南地域は今回の大地震を教訓として災害を最小限にする手だてを根本的に考え直さなくてはならないだろうし、地域住民がどのように連携できるのか、それぞれの地域でシミュレーションを行う必要があろう。
[PR]
by kurarc | 2011-03-23 20:18 | 鎌倉-Kamakura

節電

駅構内や店舗ほか、大地震の影響でどこもかしこも節電に励んでいる。

特に駅構内などは少し暗いと感じる程度で、日常このような照度でも十分といってよいほどの明るさである。天井の照明点灯個数をみると、約半数以上の照明が消灯されていた。つまり、そもそも照明の個数が多すぎると言える。

日常的にこのような節電時の照度で我々の基準が見直されるのであれば、現在稼働中の原発のいくつかは建設する必要などなかったかもしれない、と思うと電力に関して建築をとりまく業界の責任は重い、と言わざるを得ない。

超高層建築等、電気なしには成立しない建築を相も変わらず作り続けている建築家たちも、もうそろそろ立ち止まって考え直す時期にきていると思われる。長期の停電になったとき、地上30階、40階の住人たちは毎日階段を降りて会社に行き、また家まで帰る(登る?)のだろうか?
[PR]
by kurarc | 2011-03-22 21:44

OLTREVINO 1周年

鎌倉で仕事をさせていただいたイタリアワインショップ+αであるOLTREVINOが昨日で1周年を迎えた。

ワインセラーがうまく冷えないなどいろいろご迷惑をおかけしたのだが、改修を施し、現在は順調のようだ。先日の地震でワインセラーのワインの転倒など心配であったが、全く被害に遭われることもなかったことをお聞きし、安心した。

今日はOLTREVINOの定番ともいえるパニーニを昼食にいただく。中身はマスカルポーネのチーズに生ハム、ハーブサラダの組み合わせである。OLTREVINOのパニーニは本当に驚くほどおいしい。このパニーニのサクサク感はフランスパンのそれとも異なり、味だけでなく、食べることの快楽を味わうことができる。まだ食していない方には是非一度味わってほしい軽食である。
[PR]
by kurarc | 2011-03-20 13:46 | 鎌倉-Kamakura

カテナリア 購入された方々に感謝

カテナリアという愛称のテーブルを天童木工から発売させていただき、もうすぐ一年が経つ。

正直、あまり売れ行きが良い、ということはないのだが、少しづつではあるが購入していただいている。本当にありがたいことである。この場をお借りし、御礼申し上げます。

我々としては、脚の特注色が可能であるので、それぞれのインテリアに合わせ、着色して発注していただけるとよりオリジナリティーのあるテーブルになると思っています。

今後もよろしければ、天童木工の東京ショールームに展示されているものをみていただき、ご検討いただければと思います。
[PR]
by kurarc | 2011-03-19 20:47 | catenaria-ガラステーブル


検索
最新の記事
芋焼酎 尽空
at 2018-07-14 00:45
立体音響の発見 クレマン・ア..
at 2018-07-12 22:40
「予実」という言葉
at 2018-07-09 22:27
「かたづけ士」という仕事
at 2018-07-07 21:52
アストル・ピアソラの映画
at 2018-07-03 21:47
心身と鳥のさえずり
at 2018-06-30 23:33
シナモンのリゾット(シナモン..
at 2018-06-28 18:42
携帯防災用具
at 2018-06-25 22:15
日曜夜の井の頭公園を通って
at 2018-06-24 22:10
地元のK大学病院
at 2018-06-18 18:12
カテゴリ
Notes
HP here

e-mail here

■興味のあるカテゴリを見た後に、また最初のページに戻るには、カテゴリの「全体」をクリックしてください。

■カテゴリarchives1984-1985では、1984年から1985年にかけて行った11ヶ月の旅(グランドツアー)について紹介しています。
画像は30年前のスライドをデジタル化しているため、かなり劣化しています。

■カテゴリfragmentでは、思考のヒント、覚書き、論理になる前のイメージ等、言葉を羅列する方法で書いています。

ライフログ
画像一覧
以前の記事