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Bachトランペットマウスピース 7CW

自分への誕生日プレゼントとして、Bach(バック)トランペットマウスピース 「7CW」を購入した。久しぶりのBach(バック)となる。

Bach(バック)トランペットマウスピースでは、「7C」というナンバーがよく知られている。バックのトランペットを購入すると付属しているもので、初心者向きのものと言われる。「7CW」を購入するために、久しぶりに「7C」を試奏したが、リム部分(唇があたるところ)のエッジがシャープで、わたしには合わなかった。それに比べて、厚い唇用である「7CW」は唇のセッティングも楽であり、内径もちょうどよいので、購入することに。

今年はバックの「6C(ラージレター)」と「シルキー12」で頑張ろうと思っていたが、これに加え「7CW」およびヤマハの「Bobby SHEW -JAZZ」の4つを比較検討しながら進むことに決めた。「7CW」とヤマハの「Bobby SHEW -JAZZ」は見た目、マウスピースの大きさがほとんど同じ感じで、現在はこの二つが甲乙つけがたい。

マウスピースの選定は唇の感覚に頼るしかない。おもしろいことに、その感覚は日々更新しているようで、日によっても異なる。わたしのようなアマチュアですらそうなのだから、プロのミュージシャンはさらに敏感なのだと思う。トランペットを始めた当初はこうした感覚はなかったので、少しは成長してきたのかもしれない。音楽は感覚を研ぎ澄ますトレーニングには非常に有効である。

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by kurarc | 2018-01-31 20:21

麗美(REMEDIOS)の音楽

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疲れると女性ボーカルを聴きたくなる。少し前、映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』で久しぶりに彼女の音楽に再会して、1枚もっている彼女のベスト盤『Reimy / Best of Best』を久しぶりに聴く。

わたしが女性ボーカルを聴くのは、そこに「女性」を感じたいからというより、女性の声に、女性性と同時に、少年の頃の声、声変わりする前の声を聴いている気がする。女性の声はわたしにとって二重の意味をもっている。だから、カンツォーネのミルバのような特別な女性ボーカリストを除いて、高い声、少年のような声の女性ボーカルを好んで聴いている気がする。

このCDで好きな曲は『Love レクチャー』。前半は少女の恋を素直に歌っているかと思っていると、後半で不倫の曲であることがわかる。それも、こんなに不倫の曲を明るく歌っている歌も珍しいのではないだろうか。メロディーが美しいのは、『Fortune Kiss』だろうか。映画音楽のような曲で、映画監督の岩井俊二が彼女に自分の映画音楽を担当させようと思ったのもうなずける。

麗美さんはわたしと同世代。あまり表には出ずに活動されているようだが、わたしとしては成熟した大人の音楽を披露してほしいし、是非コンサートなども行ってほしいミュージシャンの一人である。

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by kurarc | 2018-01-30 19:49 | music

(仮称)牟礼6丁目ディサービスセンター 建設過程11


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昨日アップした2階事務室のカーペットが敷き終わった。事務室の中に3.5mの天井高さの空間をつくり、移動する空間、事務外スペース、休息のための空間として設計されている。

天井高さが3.5mあると、通常2.4m前後の空間とはまったく質が異なる空間となる。その高い天井高さを利用して、右上が吊り戸棚となり、資料等の収蔵庫となるよう設計されている。 

この空間が2階事務室の中心といってよい空間となる。天井が高いことで、気持ちが解放され、事務疲れも少しは緩和されるであろうことを期待している。

明日はいよいよ竣工検査である。



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by kurarc | 2018-01-29 20:11 | 三鷹ディサービスセンター

(仮称)牟礼6丁目ディサービスセンター 建設過程10

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竣工検査まで残すところあと2日となった。

今日は2階のタイルカーペット敷き込み。およそ100㎡を半日で敷き込んだ。写真は、職人さんたちの作業風景。日曜日というのに、よく作業をしてくれた。その他、建具の釣り込みもほぼ完成。写真上部の吊り戸棚にはケンドン式の建具も設置された。

1、2階のエアコンも作動。この寒い季節に室内がよく暖まることが確認でき、一安心であった。

明日1日で最終的な細かい部分の施工を仕上げ、30日にいよいよ竣工検査を迎える。

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by kurarc | 2018-01-28 23:34 | 三鷹ディサービスセンター

再び「風景学」へ

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地元の建築家を中心として、「たてもの・まちなみ・景観を考える市民の会」の活動をはじめて3年が過ぎようとしている。先日、武蔵境の北口から玉川上水へ、そして再び、武蔵境駅まで戻ってくるおよそ3時間あまりの行程を歩いた。特別、優れた建築があるわけでもない街を歩くのだが、かといって、何もないかというとそうでもない。玉川上水には、品川上水と呼ばれた取水口の痕跡があり、三鷹の牟礼一体はその水で、田畑が耕され、作物が育てられた。また、かつて武蔵境から中島飛行機株式会社へと伸びていた鉄道跡は公園として整備されていた。軍需産業都市としての痕跡も、うっすらとその面影を残していた。

このような何気ない都市の様相を捉える方法はないか、と考えたとき、1980年代頃に「風景学」が台頭して、建築学の分野でも議論になったが、その方法をもう一度、実践的に活用できないか、ということを思いついた。わたしの手元には、中村良夫氏の数冊の本が眠ったままになっていた。2008年にはラジオ講座でも「風景からの町づくり」と題された中村氏の講座があり、そのテキストも手元にあった。

風景をキーワードにした著作は他にも、向井正也氏の『日本建築・風景論』や、内藤昌氏の『日本の町の風景学』、オギュスタン・ベルク氏の著作他がある。こうした著作が手元にありながら、その活用にはいたっていなかった。東京「郊外」の特性のないと思われる街も、よくよく観察すると「風景」、あるいは「地景」と呼んでよいものが捉えられるのではないか。曖昧な風景を記述する言語、方法、手法がほしいのである。

このあたりが今年の街歩きでの課題となる気がしてきた。まずは、中村氏の著作あたりを熟読することからか・・・

*このブログでも「地景」についてはいくつか書いてきた。その中心は「国分寺崖線」周辺の「地景」である。


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by kurarc | 2018-01-25 21:37 | books

ATOK2017 for Mac

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わたしはMacユーザーである。Macを使い始めたのは、周りにMacユーザーが多かったことが大きい。Macが使いやすいからといった理由からではなかった。パソコンを使い始めた当初は、ウィンドウズ出現前(MS-DOS)のNECのパソコンであった。初めはMacユーザーではなかったのである。

CADが発達し、実務に使えるようになった頃、Macユーザーとなった訳だが、Macには相変わらず大きな欠陥と言える部分がある。それは、日本語変換機能の立ち遅れである。「ことえり」による日本語入力は正直苛立ちを隠せない。パソコンのハード面の進化が著しいにも関わらず、アップル社は一向に日本語変換には無頓着である。Macはあまりにも日本語変換が稚拙であるため、"ATOK2017 for Mac"を導入することにした。

初めにパソコンを使っていた頃、ATOKにはお世話になった。当初からドイツ語入力に対応していたことは助かった。わたしが修士論文で取り上げた建築家がドイツ人であったために、ドイツ語を入力できることは必須であったからである。このブログは久しぶりにATOKを使って書いているが、やはり、格段に使いやすい。漢字の変換ミスなど「ことえり」では注意が必要だが、ATOKではかなり正確に変換してくれるし、漢字の事例表示もわかりやすい。

なぜ今までATOKを使うことをためらっていたのだろう。馬鹿馬鹿しい忍耐をしたものである。これで少しは誤字が減少しそうだし、文章の推敲は時間が短縮できそうである。MacにもできればこのATOKと互角の日本語変換機能を付加してほしいものである。

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by kurarc | 2018-01-24 22:01

(仮称)牟礼6丁目ディサービスセンター 建設過程09

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竣工まで残すところ1週間となった。大雪の後の現場は心配であったが、幸い、まったく問題もなく、着々と工事は進んでいる。写真は2階事務室。上部は吊り戸棚で、ここにケンドン形式の建具が収まる。

写真床(上下)はOAフロアである。このOAフロアは最もシンプルなものの一つ。コンクリートの床から50mm浮いていて、その下に配線が自由に施工できる。電話線やLANケーブルを通すことがその主な目的。このOAフロアは、高さ調整をするような仕組みはないが、踏みしめてみたところ、不陸を感じることもなく、安心した。この上にタイルカーペットが敷かれ、2階事務室床は完了する。

明日からは様々な器具が搬入され、設置されていく予定である。いよいよ現場も大詰めを迎える。建築竣工前1週間はいつも様々な職種の人間が入り乱れ、大変なことになる。しかし、この1週間が過ぎると、あの喧騒が嘘のように静まりかえった建築が現れる。この静寂を迎えるとき、わたしの役目の99%は終了したことになる。
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by kurarc | 2018-01-23 21:30 | 三鷹ディサービスセンター

ゴッホ 1枚の絵

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NHKの「旅するフランス語」1月はゴッホをたどる旅であった。このプログラムで初めて知ったのだが、「ゴッホ」と発音するのは日本くらいのもので、フランスでは「ゴッグ」、本場オランダでは「ホッホ」に近い音だと言う。ヴィンセント・ヴァン・・・もオランダ発音ではフィンセント・ファン・・・だと言う。

ゴッホは、南フランスで療養する間、南フランスの自然の絵を数多く残した。その中でもオリーブをモチーフにした絵は、その後、プロヴァンス地方のオリーブ農家に大きな力を与えることになる。この地方を襲った冷害により、だた1本のオリーブの樹しか残らないような甚大な被害を受けたとき、ゴッホが描いたオリーブの樹の絵がプロヴァンスのオリーブ農家を元気づけ、復興への励ましになったのだと言う。

1枚の絵が持つ力に敬服すると共に、彼の純粋な心で描いたオリーブの樹の躍動感は、いわば名曲を聴いたときのように、人の心を動かす力を包含していたのである。このことだけでもゴッホの存在は意義深いものであったことになる。

かつて、南フランスを訪れたとき、わたしもアルルやサン・レミといったゴッホに関係する土地を訪ねた。そのときに撮影したスライドを眺めながら、南フランスの幸福な太陽を思い出した。そういえば、この南フランス、プロヴァンス地方が注目されるきっかけをつくったピーター・メイル氏がこの1月18日に亡くなられたと言う。メイル氏がプロヴァンスに移り住んだ時期とわたしが旅した時期はほぼ重なる。彼の著書の中に、わたしが体験したプロヴァンスの光や影、自然が定着されていることになる。

雪の降る東京で、南フランスの太陽を回想することになるとは妙な巡り合わせである。
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by kurarc | 2018-01-22 20:39 | art

ジョビン ”Antoio Carlos Jobin em Minas ao vivo piano e voz"

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ジョビンのCD ”Antoio Carlos Jobin em Minas ao vivo piano e voz"を久しぶりに聴く。日本語に訳すと、「ミナスのジョビン・ライブ、ピアノと歌」といったところか。ミナス・ジェライス州ベロオリゾンチでの1981年3月15日ライブ版である。ベロオリゾンチは、かつて、ブラジルへ行ったとき、バスでオウロ・プレットへ向かう途中、バスを乗り継いだ街である。

このCDが貴重なのは、ジョビンの歌とピアノだけによるライブであること。ヘタウマなジョビンの歌とピアノを堪能できるCDである。途中、ピアノのミスタッチなどもそのまま録音されていて、愛着が持てる。このCDを聴くとジョビンが決して器用なミュージシャンではないことがよくわかるが、メロディーに対して重ねられるピアノのコード音の洗練された音が興味深い。

聴き慣れたメロディに付加された意外なコード音にも驚かされる。現在、ギターで”CORCOVADO"を練習しているが、その”CORCOVADO"での歌とピアノがよい。メロディーとは重ならないハーモニーをピアノが奏でる。こうしたハーモニーを奏でる中で歌を歌うことは普通のミュージシャンではなかなかできるものではない。ヘタウマなどと言うことは失礼なことかもしれない。

”CORCOVADO"は大好きな曲である。メロディーとして使われる音は限られているが、そのメロディに与えられるコードトーンが素晴らしい。ジョビンがこの曲を作曲したのはかなり若い頃と思われるが、若さはまったく感じられない、完成された大人の曲である。ジョビンが作詞まで担当した曲としても貴重である。それにしても、”CORCOVADO"は、冬、星が輝く夜に聴くには最高の曲である。
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by kurarc | 2018-01-21 22:14 | music

”ヴィラ=ロボス”は忘れた頃にやってくる

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東京建築士会の多摩南部支部立ち上げの幹事会の帰り、寒さ凌ぎのため、調布のパルコのエントランス内で吉祥寺行き最終バスが来るのを待っているとき、パルコ内からエイトル・ヴィラ=ロボスのブラジル風バッハ第5番アリア(ギターによる)が流れてきた。

この曲はギターで奏でられるのもよいが、ハーモニカ奏者ロバート・ボンフィーリオの演奏がよい。彼のヴィラ=ロボスの曲を集めたCD(上)を買ったのはいつの頃だっただろう。多分30年近く前だが、このCDは一生持ち続けたいCDの内の一つである。ヴィラ=ロボスの曲を熱心に聴き始めたのは高校生の頃からである。この作曲家との出会いがブラジル音楽との出会いであったし、後にポルトガル語を学び始めるきっかけの一つとなった。ポルトガル滞在中にブラジルのリオ・デ・ジャネイロに行こうと思ったのは、彼のミュージアムを訪ねたかったからであった。

高校生の頃、悲しいことが続いたときにはヴィラ=ロボスの曲を聴いて、励ましをもらった。わたしを支えてくれた作曲家であり、その作曲家のルーツを訪ねたかったのである。また、そのミュージアム館長がわたしの好きなギタリスト、トリヴィオ・サントス(下)であったこともある。

彼の曲を聴くと心の中が浄化されるような感情が生まれる。頑張れと励ましてもくれる。ふと入ったデパートのエントランスで彼の曲と出会うとはなんと不思議な縁であろうか。ヴィラ=ロボスの曲はわたしの生活にとってなくてはならないものになっている。

*このCDでは、「ハーモニカ協奏曲」が圧巻。その他、「喚起」、「黒鳥の歌」、「昔のサンバ」など名曲が数多く収録されている。
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by kurarc | 2018-01-17 23:24 | music

Archiscape


by S.K.
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