Archiscape


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by S.K.
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心身と鳥のさえずり

以前、高層階の病院に入院したときに気づいたが、朝、目が覚めても鳥のさえずりが聞こえないことが妙に不自然であったことである。井の頭公園近くに暮らしている、ということもあるが、朝、目が覚めると何らかの鳥のさえずり(鳴き声)が聞こえてくる。

鳥の鳴き声に興味を持って、野鳥を観察するようになったが、最近ではその鳥のさえずりがCD化され、本とともに販売されている。わたしも一冊もっていて、たまに、鳥の鳴き声を覚えるために聞くが、この本によれば、鳥の鳴き声を聞くと、セロトニンの分泌が促進されるのだという。

セロトニンは、脳を緊張、興奮状態にさせるノルアドレナリンやドーパミンと、抑制させるGABAのような神経伝達物質のバランスをとる役割があるのだという。つまり、心身のバランスをとるのに欠かせないホルモンなのだそうだ。さらに、鳥のさえずりは、高周波で、規則性と不規則性が混在したいわゆる「1/fゆらぎ」をもつことからも、心身をリラックスさせてくれる効果があるという。(『聞くだけで極上の癒し CDブック 心地よい鳥のさえずり』日本野鳥の会監修より)

わたしが鳥のさえずりに興味をもったのは、もしかしたら、心身の疲れを癒やそうと自然に身体が反応したのかもしれない。日常の中で鳥のさえずりを聞くためにも、樹木の高さを遙かに超えるような超高層ビルには暮らしたくない。鳥のさえずりが聞こえる程度の低層階の環境がわたしには向いていると思う。

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by kurarc | 2018-06-30 23:33 | nature

シナモンのリゾット(シナモンライス)

自分で西洋料理もどきをつくるようになったのは、リゾットからであった。ポルトガル語の習い始めた頃、クラスにスペイン料理に詳しい男性がいて、わたしに料理を振る舞ってくれた。そのときの一品にグリーンピースのリゾットがあった。非常にシンプルな料理なので、その後、自分でよくリゾットをつくるようになった。そもそも炊飯器や炊飯ジャーはもっていないので、米を食べるときはいつも鍋から炊くかリゾットをつくる。

今日は、わたしの好きなシナモンをこのグリーンピースのリゾット(というより、シナモン入りグリーンピースライス)に加えることにした。シナモンの香りと甘みがリゾットに加わり美味であった。夏場にこの爽やかな香りのリゾットは適しているかもしれない。インターネットでしらべてみると、イタリアでもリゾットにシナモンを使っているものがある。

サフランライスのように、シナモンライスがあってもよいだろう。このリゾットは、スープでつくるものではない。シナモンを加えてご飯を炊くような感じである。シナモンティーも最近販売されているから、水の代わりにシナモンティーを淹れてスープ代わりに使ってもよいかもしれない。この料理では、ご飯は玄米を使うことをお勧めする。シナモンの色が薄茶色だからである。

*以前、吉祥寺の洋食屋「おしどり」(すでに閉店)のハンバーグのブラウンソースにシナモンが使われていたことを書いた。香りの記憶はすでに50年以上つきまとっている。シナモンはモロッコ料理やトルコ料理にもよく使われる。暑い夏、特に肉料理に使用すると、爽やかさが増すと思う。

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by kurarc | 2018-06-28 18:42 | gastronomy

携帯防災用具

大阪で巨大な地震が起きた。小学生の少女がコンクリートブロックの下敷きになるというむごい事故も起きた。最近、東京には大きな地震が起きていなかっただけに、目を覚まされる思いであった。

3.11時に、知り合いの建築家の方が、東京から自宅の藤沢まで歩いた、という話を思い出した。この話を聞いたとき、外出時にはいつでも歩いて自宅まで帰ることができるようにしなくてはならないと思ったが、そんなことはどこ吹く風、頭からまったく消え去っていた。

わたしはこの機会に、外出時(都内)、最低限の携帯防災用具について考えてみることにした。今、思い浮かぶのは以下のような用具である。

01)携帯用地図・・・都内から自宅までの道のりがわかるもの
02)非常食・・・8時間程度歩けるくらいの行動食(のどの通りのよいもの)
03)下着上下一着・・・汗をかいたときの着替え(最低、下着上のみ)
04)雨具(冬場は防寒用具)・・・雨対策用
05)歩きやすい靴・・・8時間程度歩いて疲れない靴を常時使用する
06)水筒(ペットボトル)・・・常に500mlくらいの水を常備
07)ライト・・夜間の歩行のため。停電していることを想定
08)携帯電話用バッテリー・・・携帯電話が3日間程度機能するように。
09)以上を入れて持ち歩ける鞄・・・リック型(ディパック型)になるか
10)眼鏡(携帯用)・・・万が一、眼鏡を紛失、破壊してしまったときのため
11)その他

これだけを常に持ち歩くのは、かなりかさばるし重いだろう。しかし、いざというとき困らないためにも、以上のような用具を厳選しながら、なるべくかさばらず、軽い用具を選定することが求められる。

そういえば、東京都から配布された『東京防災』も一度、熟読しなければ・・・



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by kurarc | 2018-06-25 22:15 | design

日曜夜の井の頭公園を通って

日曜であったが、2級製図講師の講習のため、著名な製図講師H先生のチューターを勤めさせていただく。著名な講師の方だけあって、受講生には常に笑顔をたやさない。しかし、やさしい先生ではない。肝心なポイントのみを簡潔に受講生に伝える。厳しくもあり、ユーモアも忘れずにである。講義が始まる前にこうした先生の講義を聴講できたことはありがたかった。

帰り、夜も9時を過ぎた頃、井の頭公園を歩きながら帰路についた。若者たちはまだ公園内で歌を歌って騒いでいるものもいる。恋人たちは静かにベンチで語り合っている。人通りが少なくなった夜の井の頭公園を歩くことは好きである。暗闇であることは刺激が少なく、気が休まるし落ち着く。しかし、女性には少し暗すぎるかもしれない。

吉祥寺駅に向かうとき、帰るときにはできる限り井の頭公園を通過するようにしている。通過することで、何かがリセットされる感覚になる。生まれてから何度この公園を通過していることだろう。通過することで、過去が新たに再生され、更新される。そのことが心をリセットしてくれているのかもしれない。

わたしにとって、最も大切な場所の一つ、それが井の頭公園である。

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by kurarc | 2018-06-24 22:10 | 三鷹-Mitaka

地元のK大学病院

体調を崩し、久しぶりに地元のK大学病院にお世話になる。地元の耳鼻科では拉致があかないと判断したためである。平成7年以来の受診になる、と受付の方が教えてくれた。

わたしはこの病院で、副鼻腔炎の手術を高校卒業と同時に行った。この時の手術ほど過酷なものはそれ以来体験していない。週1回ずつ、3回の手術を行っていく。その都度、顔が腫れ、腫れが治る暇もなく、次の手術が行われる。(現在は内視鏡による手術であるため、このようなことは起こり得ない)退院した時、ギターを弾こうとしたが、指に力が入らず、弾けなかったのを今でも覚えている。手術によって、身体の力を使い果たしてしまったかのようだった。わたしの浪人生活開始は5月に食い込んでしまうことになる。

その頃に比べると、K大学病院の変化は著しい。以前は、いわゆる大学病院という感じの殺風景な印象であったが、現在は、レストラン、カフェ(スタバとは別)、スタバ、コンビニなど都心の病院に完備されているものはすべて整備されている。大学病院という冷たさもまったく感じられず、地域に根ざした病院に変身していた。

患者に対する態度も好印象で、看護師方々もあたたかみを感じた。生活のインフラとして、こうした病院が近所にあることは心強い。ただ、あまりお世話にならないよう、健康を維持しなければならないが。

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by kurarc | 2018-06-18 18:12 | 三鷹-Mitaka

井の頭公園でトランペットを吹く恋人たち

午後、井の頭公園を散歩する。西園を通り過ぎようとすると、トランペットの音が耳に響いてきた。西園グランドの中央で恋人たちが一台のトランペットをどうも交互に吹いているようだった。わたしが聴いたいのは女性が吹いている音であった。

井の頭公園ではトランペットなど大音量の楽器を吹くことは禁じられている。そうした規則を知らない若者たちであったようだが、特に夕方、まだ陽は落ちていないし、迷惑を感じるような音量でもない。

歩きながらその音を聴いていると、倉木麻衣の「Secret of my heart 」を吹き始めるではないか。倉木麻衣の世代とは思えなかったが、偶然に出かけた公園で、わたしの好きな曲に、それもトランペットの演奏で出会うとは、一体どういう風の吹きまわしなのだろう?

いつも思うが、こうした偶然のような必然のような出会いがあると、人の運命とは初めからプログラムされているのではないか、と思えて仕方がない。歩いていながら出会うすべての他者も、偶然ではないのではないか・・・それは、考えすぎだろうか?

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by kurarc | 2018-06-17 19:41 | trumpet

FIFAワールドカップ ポルトガル×スペイン

ワールドカップが始まった。サッカーに詳しいわけではないが、まず注目していたのはポルトガル×スペイン戦である。隣国の対戦はいわば代理戦争であり、お互い負けられないという心情は強いに違いない。

ダイジェストでこの対戦を見たが、激しい試合であった。結果は引き分け。ロナウドが輝いていた。終了間際のフリーキックは魂を感じた。

初めてポルトガルに行った1984年12月、リスボンを歩いていると石畳の道でサッカーボールを蹴っている少年に出会った。冬の暗い道の中、ボールを蹴っていた少年は、国木田独歩の言う「忘れえぬ人々」で、強く記憶に残っている。

日本以外で応援したいのはやはりポルトガルだろう。初めてポルトガルに行った頃、産声をあげた選手が今、ポルトガル代表として活躍していることになる。その頃のポルトガルは東欧諸国のような暗さがあったが、今や建築の世界では欧州で重要な位置を占めるまでに成長した。わたしはすでにポルトガル世界から遠ざかったが、英語など語学の達者なポルトガル人は今後、グテーレス国連事務総長のように様々な世界でリーダーを演じていくことになると思う。

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by kurarc | 2018-06-16 17:50 | Portugal

波へ 音と光

久しぶりに風邪をひいてしまった。やっと落ち着いてきたが、この間、頭の中にあったのは「波」についてである。

協力させていただくことになった音響設計事務所の所長さんからお借りした『騒音・振動環境入門』(中野有朋著)のまえがきに、「・・・人間は、まさに波間に漂う小舟のようなものである・・・」という文がある。これは、比喩でもなんでもない。この場合、「波」とは音(騒音)であり、振動であり、電波、電磁波、また、光という波etcなど様々な「波」の中に知らずのうちに囲まれている、ということである。

今年のわたしのテーマはこれらの「波」を数学的、物理的に理解すること(フーリエ解析など)、さらに、環境の中の波について理解すること、それらをどのように建築に昇華していくかについて考えること、特に、光についてはカメラを通じて考えてみること等々とすることにした。

我々は誰もがサーファーである、ということかもしれない。我々は様々な波をどのように乗りこなしていくのかについて無意識に学んでいる。それらをもっと科学的に捉え直すことが今年の目標である。音にしても、今までは感覚的につかんでいただけであった。楽譜を正確に読めばよいということでもないし、音楽理論をマスターするということでもない。音響設計に関わることは、音を物理的に解析できるような視点を持つことが要求されることになる。

「波」という言葉はなんと魅力的な言葉であろうか、「波」という言葉からどれだけの世界が広がっていくだろう・・・

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by kurarc | 2018-06-10 11:38 | nature

ホルスト

属している吹奏楽団でホルスト作曲(編曲 三浦秀秋(1982ー))の『吹奏楽のための第一&第二組曲 NSBスペシャル』という曲を練習し始めた。

ホルストの『吹奏楽のための第一組曲』、『吹奏楽のための第二組曲』を大胆にアレンジしたものだが、これがなかなか楽しい。かなりポップな感じであり、坂本龍一のイエローマジックオーケストラの中で奏でられる曲のような感じなのである。

ホルストの原曲、特に『吹奏楽のための第一組曲』は名曲である。わたしもこの原曲を練習し始めて初めて聴いたが、ホルストの曲は親しみやすい。ホルストはトロンボーン奏者でもあったというから、吹奏楽にはかなりの思い入れがあったものと思われる。日本でもポップスの歌に取り入れられたり、作曲家としての知名度は高いと思われるが、アマゾンで検索しても、彼単独の書籍(自伝、または伝記のような書籍)は見つからなかった。

以外にも日本において彼の研究者は少ないのかもしれない。惑星を主題にした曲で有名だが、彼が占星術に興味を持っていたこととも関連しているという。このあたりも気になる。夏までにホルストの曲を手当たり次第聴いてみようと思っている。

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by kurarc | 2018-06-04 22:26 | music

iMacの修復

机の上のiMacの配置換えを行おうとして、iMacを移動しようとした時に、裏のスイッチを押してしまい、電源を切ってしまった。その後、iMacが立ち上がらなくなってしまった。サポートを利用することおよそ1週間。なんとか回復できた。

外付けハードディスクすらつけていなかったのは、わたしのミスであった。iMacの調子の良いのを過信しすぎていたのである。さすがに8年も使うと新しいOSでは立ち上がりまでかなり時間がかかる。もうそろそろハードの替え時なのかもしれない。

正直、PCに対する経費はバカにならない。1台交換するだけで、ソフトを含めるとすぐに40、50万円という経費がかかるが、これは、個人の支払う経費のレベルをはるかに超えている。一桁違うと思うのだが、普通のユーザーはこうした経費を支払うことをためらわない。携帯電話もいつのまにか7万、8万円が当たり前になった。これも、1、2万円前後が妥当な値段だと思うが、そういう風には考えない人が大半のようだ。

40万、50万円あればヨーロッパ旅行もできるし、2ヶ月くらいは過ごすことができるだろう。この金額をPCに回さなければならないのが21世紀である。

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by kurarc | 2018-06-02 12:12


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